どこかの先生にお伝えしたいです♪ 大人のレッスン室より~
朝、9時過ぎからお昼前後までに練習したい大人の方が
いらして俄然活気を帯びる音楽学院。
昨日は10:30~モーニングピアノレッスン
11:00~大人のピアノ(普通コース 年42回)レッスン
PM1:00~大人のピアノ(月2回コース)レッスン
と、
3者3様の方のレッスンがありました。
「3様」はあくまで、それぞれの皆様の目標やご家庭、お仕事などによる
生活ペースで無理なく音楽と接していただくためのコース形態であって、
いざ、レッスンが始まれば~~そこに「差」はありません。
久しぶりにピアノを再開されて・・・おそるおそる練習曲を~
(こどものころにさんざんツェルニーなどをがんばられていた方が多いので)
という方は少し音の運びも楽しめるように
「ラジリティー」や「モシュコフスキーの 10×2」
などを選びます。
そのような方達は
知識もお有りになるし、ご希望もはっきりされているので、
「曲選び」は本当にお任せの場合がほとんどです。
ある方は
「(習っていた)最後の頃に弾いた記憶がある ‘メンデルスゾーンの無言歌’ を・・」
また
ある方は
「子供の頃はインヴェンションの2声が終わって3声になったら
むずかしくてストップしてしまったのだけど、
大人になったら~~~バッハの音楽の魅力がわかってきて
弾きたいです~~!」
と。
時間が経てみて、味がわかるってこと・・ありますね。
そんな方に、「フランス組曲」をご紹介すると~~
「あ・・いくつか聴いたことがあります~~!これ・・素敵!」
と、非常に喜んで下さって、今、猛練習していらっしゃったり。
モーツァルトのトルコ行進曲は子供の頃に弾いたけど、
それがソナタの3楽章になっていて、
1楽章にこんな素敵なヴァリエーションがあるなんて知らなかった!
と、やはり夢中で譜読みをされています。
子供さんと違うのは・・・
よもや、「練習すれば上手になって、上手になったら楽しいよ」
という近未来を教える必要が無い!ということです。
どこかの何方かわかりませんが、
この方が子供の頃、ピアノを教えていらした先生に
「貴方のレッスン、この方の中でちゃんと浸透して、根付いて
‘一生の趣味’ ‘生きがい’ として花開いてますよ~~~!!!!」
っとお伝えしたいです。
そして、今、楽しく伴走させていただけている感謝をお伝えしたいです・・・。
私の(今は)小さな生徒さん達が
何十年かして~~~
未来のどなたかに「大人の生徒」としてついたら・・・
(私は生きてるかな?)
よろしくお願いします~~とも、
お伝えしたいです。
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