ちょっと考えさせられたこと

気温差の激しい毎日。体調に気をつけていきたいですね。

芸術の秋到来です。
演奏会のみならず各学校でも合唱コンクールや合唱祭が行われているようです。

中学2年生の方から、「小学生までピアノを習っていたが楽譜が読めません。合唱祭でピアノ伴奏を担当することになり困っています。レッスンしていただきたいです。」と今年の3月末に問い合わせがきました。

その曲のピアノパートはテクニック的にそうとう難しいもので、初めはどうなることかと思いましたが、定期的に隔週くらいのペースでレッスンに通われ、まずは音符の読み方から伝授し基本的な読譜力を身につけてもらい、練習方法、ペダルの踏み方、音楽的表現に至るまでレッスンしてきました。

先日合唱祭でミスタッチもなく完璧なピアノ伴奏をすることができ、しかも彼女のクラスが優勝したという報告を受け、歓びを共有しました。
6年間ほどピアノを習っていて楽譜が読めない、というのがかなり衝撃でしたが、この半年間で読譜力と演奏技術を身につけられた彼女に賛辞を送りたいと思います。

いわゆる耳コピでピアノを弾いているお子さん、実は世の中に多いのではないかな。。。といろいろ考えさせられました。。。
音符が読めてもリズムがわからない、ト音記号が読めてもへ音記号が読めない、など。

幼少期のお子さん、初歩段階の方のレッスン内容は本当に大切で、指導者の細やかな指導、根気も必須です。

みなさま実り多き芸術の秋を満喫されますように♫