挫折した曲。昔の私より、今の生徒さんの方がずっと上手です！

尾花沢市　ピアノ教室
早坂希望（はやさかのぞみ）です。



私は、幼稚園の年中の時にピアノを始めました。

母がコンサートに連れて行ってくれたらしく
（覚えてない）

そのコンサートを見て

「私もピアノやりたい！」

と言ったのだそうです。
（全く覚えてない。。。）




電話帳でピアノ音教室を調べ、

教室に電話をしてくれている母の姿は

今でも覚えています。









そこから私は、

本当にのんびりと

楽しくピアノをやってきました。




練習は、、、

生徒さんには言えないような、、、

あぁ、もっと練習しておけば良かったな、、、

という感じです。




好きじゃない曲は本当に練習しませんでした。

今でも覚えている２曲があります。

難しくてイヤになり、

先生に「もうこの曲はやめにしよう」

と言われた曲。



１曲は、バイエル６０番。

当時の私には、くら〜い曲に感じられて好きになれず、

追いかけっこの形なので弾くのも難しく、

全く練習しなくなりました。





今聴けば、素敵な曲なんですよ。




もう１曲は、みなさんご存知の

「メヌエット　ト長調」

バッハが作曲したものと思われてきましたが、

実はバッハではなく「ぺツォールト」という方の作品ということがわかっています。




ピアノを弾かない人でもどこかで聞いたことのあるこの曲。



前半までは弾けたんです。

後半が、できなかった。。



どうやって練習したら良いかもわからず、

弾かなくなりました。

なので当然間違えてばかり。



一曲に数ヶ月かかり、

見かねた先生に「もうやめよう」と言われたのです。



ショックとホッとしたのと

混ざった気持ちでした。







当時の私よりも、今の生徒さんの方が

上手だな〜〜〜と思うことがたくさんあります。



メヌエットは人気の曲なので

弾く子もたくさん。

みんな苦労はするけれど

ちゃんと最後まで弾いています。

エライです。




挫折した原因に

「練習のやり方がわからない」

「何回やってもできない」

があったと記憶しています。



頑張ってもひとっつも進んでいないと

そりゃぁやる気は無くなりますよね。



生徒さんには、

細かく具体的な練習のやり方を伝えるようにしています。

動画が撮れて気軽に送れるようになったことが

練習の助けになっています。







最初は手も足も出ないーーー

と思っていた曲でも

正しく練習すれば

必ず出来るようになります。



それを生徒さんは知っているので

むずかしーーーー
出来ないーーーー

と心の声が出てきても

「そう言ってても今まで出来たな」

と気を取り直してピアノに向かってくれます。



その姿の頼もしいこと。



そうやって体験を重ねて

自信を獲得していくんですね。



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