生徒さんは未来の作曲家！？素敵な曲を制作中♪

今月の水谷紘子ピアノ教室全体でのポイント学習は

『作曲をしよう♪』

みんな、作曲をしています

生徒さんたちの
感性や発想力がすごいです

はじめは
「自由って難しいー」
「なんか恥ずかしい」
「モーツァルトを呼んでこんなん」

なんて言っていましたが

進み始めると
色々な素敵なメロディーが出てきます

まず
題名を決める生徒さんが多いです

そこから
イメージする言葉をどんどん出してもらいます

たとえば　「遠足」なら

歩く、お弁当、友達、楽しい、暑い、疲れた、てくてく、おしゃべり、山、鳥、自然・・・

名詞・動詞・擬音語

なんでもあり

私からもたくさん質問して
イメージを膨らませていきます。

そして
調を決めます

調は
曲の雰囲気を作るといって
過言ではありません

楽譜の左端についている

♯や♭

あれです。

♯や♭の数で
曲の雰囲気が変わってくるのです

ハ長調・ト長調・ヘ長調・イ短調・・・

聞いたことありませんか

長調、短調合わせて
全部で３０の調があります！

生徒さんとの会話の中から
作りたい曲の雰囲気をイメージし

イメージに近いかなぁと思う
調の音階と和音を私がいくつか弾いて

生徒さん本人に
イメージに合う調を選んでもらいます

そして
拍子も決めて作曲していきます
拍子でも曲の雰囲気が変わるのですよ


作曲の仕方は
生徒さんそれぞれ違います。

ある生徒くんの題名は「野球」

楽譜の1段目は
ピッチャーが投げて
キャッチャーが受け止める

2段目は
カキーン！とホームラン野球

3段目は
全速力で走って走る人

4段目は
ホームベースを踏んで
「やったー！」

というイメージで
動きを意識して作曲しています♪

カキーン！の部分も
色んな音を弾いて

「あ、これ」と
納得する音を見付けていました

うん、先生もその音、カキーン！って聞こえるよ。
そこは大きな音で弾こうね。


悩み悩みの生徒さんもいますが
たくさん声かけをしたり
選択肢の中から選んでもらったりしながら
「自分で」作曲していっています

小さな生徒さんは
まずは
歌詞を考え
そこからリズムや音をつけていきます

慣れている生徒さんは
自由に音を鳴らし

気に入った響きを
探していく子が多いです

♯や♭もつけて綺麗な響きを作ったり、あえて濁らせて不思議な雰囲気を作ったり♪

みんなの仕上がりが楽しみです。


作曲家が作った楽譜を弾く以外にも

自分で曲を作る
楽しさも知ってもらいたいな

という思いから
毎年教室全体で取り組んでいます

ポイント学習の中で
作曲が1番好きな生徒さんもいます

生徒さんたちの色々な可能性を
どんどん広げていきたいと思っています！


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