真夏のような東京①

皆さんこんばんは。
突然ですが、この美しいお花をご覧ください。
生徒さんのご父兄の方から頂いた美しい花束です。
梅雨で参っていた毎日に、癒しを添えてくれました。





教室と同じうるま市石川にオープンしたばかりのお花屋さん( KISETSU BIOPHILIC DESIGN )に作って頂いた作品だそうで、Instagramを拝見しましたがとても素敵なお店で…私も近々お邪魔できたらなと思っています。





綺麗に包装されたお花を楽しんだ後、枯れる前に少しだけ手を加えてみました。玄関とダイニングに飾れば、お花好きな祖母も嬉しそうです。

さて、沖縄は梅雨が明けましたね。
私は梅雨明けすぐに生徒さんのレッスンと、自分自身のレッスンのため東京へ行ってきました。生徒さんに会える楽しみと、師の音楽に触れられる時間を思うと、東京へ向かう前からワクワクが止まりません。

しかし、沖縄で一年分の雨を味わったのに、次は東京の梅雨か…なんて思いが胸にあります。なんせ、今年の沖縄は例年よりかなり降ったので。いくら梅雨好きとはいえ、あの酷い湿っぽさに耐えきれなくなっていたのです。まぁでもどうせ行くなら雨の似合うところへ行こうと、心が楽しみを求め始めます。レッスンの合間に行くので、今回の宿泊先「新宿」の近くが条件です。

「雨」と「新宿」となれば、「新宿御苑」を選ばずにはいられません。学生時代の思い出の地で、豊かに潤う緑と霧雨を観れるのかと思うと今回の東京行きが雨でよかったとさえ思えてきます。単純ですけど、それほど雨の日の新宿御苑は好きな場所でした。

思い出いっぱいの場所へ行くのに、ウキウキしない人はいないと思いますが、私も例に漏れずそれはそれはウキウキで東京の地へ降り立ったわけです。さぁ雨よ降れ降れなんて言って躍り出したくなるほどに。



さて、梅雨のはずの東京で、まさか一粒も雨を見る事なく帰る事になるなんて、この時誰が予想できたのでしょう。そうです、ご覧ください。今回の東京滞在中、雨は一度たりとも降らず、カンカン照りの日々でした。紫外線は沖縄のそれに敵わずとも、気温が高いったら…！照りつける太陽、大合唱する蝉たち。沖縄より暑いなんて…こりゃ完全に夏だ。





本来あるはずの梅雨が、そこにはいません。天気を恨んでも仕方ないので日傘をさして、町を練り歩きます。そもそも梅雨にうんざりしていたのだから、晴れなのは喜ばしい事です。大学へ用があったので仙川にも寄り道。よく通った古本屋で目に止まった本を買いブラブラと散策。次の予定もあるので長居はできません。







レッスンの合間合間に自然食品店で買い物したり、個展にお邪魔したり、時間の許す限り歩き続けます。足が限界にきても無視です。翌日の筋肉痛より時間が大事ですからね。ちなみに滞在中、レッスン以外は就寝するまでほぼずっと歩いていました。沖縄ではなかなか歩く機会がないので良い運動です。

②へ続く