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◉安嶋健太郎ピアノアカデミー :ピアニスト・音大講師によるレッスン (オンラインレッスン対応可)

  • ボタンのかけ違い

    バレンボイムの来日公演は、3日にベートーヴェンのピアノソナタ第1〜4番。4日に同じくベートーヴェンのピアノソナタ第30〜32番が予定され、その後2日にも追加公演(第30〜32番)が設けられた。 聴きに出かけたのは2日だったけれど、なんと主催者、インプレッサリオ、マネージャーの行き違いから、3日も30〜32番が演奏されてしまった、、、という「事件」が発生してしまった(バレンボイム氏は、3日が第1〜4番。4日が30〜32番と勘違いしていた模様)。 1番が始まると思っていた聴衆は、30番が始まった事に目が点。前日も聴いたお... 続きを読む

    2021年6月4日

  • アリエッタ

    「楽譜に忠実に、恣意的な表現をせずに」という言葉。もっともらしく聞こえるけれど、それを誤解して単なる無味乾燥な音の羅列になっている演奏家の多い事! 無駄なものを削ぎ落とし、作品の本質に迫るという事の意味を改めて感じた。特にこのアリエッタの事はきっと一生忘れない。  続きを読む

    2021年6月3日

  • サントリーホール

    サントリーホールの大ホールで演奏会を聴くのはウィーンフィル以来、ピアノのソロリサイタルに至っては... パッとは思い出せないくらい。 コロナで自粛が続いてたから(自粛は現在進行形だけど)会場に着いただけで、胸がいっぱい。  続きを読む

    2021年6月2日

  • 花房晴美さん

    花房晴美さんのリサイタルを始めて聴いたのは東京文化会館の大ホールだった。1989年の4月21日。冒頭にショパンのピアノソナタ第3番を弾き、ラフマニノフの前奏曲からの抜粋。そして後半には展覧会の絵。 かなり明るめの茶髪(というか、ほぼ金色)の、銀色のドレスを着た彼女の巧さ、そしてスター性にいっぺんでファンになって以来、行ける会場の演奏会はほぼ欠かさず(ソロ、協奏曲を問わず)聴き、CDも出ているものは全て、フランスのマイナーレーベルで録音していたものも含めて購入していた。 その後、何か違和感を覚えたと... 続きを読む

    2021年6月1日

  • 文化会館

    順序が逆になっちゃったけど、28日は花房晴美さんの室内楽シリーズを聴きに、東京文化会館に。今でこそコンサートホールが増えたけど、小学生の頃は「ピアノのソロや、室内楽。リーダーアーベント」といえば東京文化会館の小ホールだった 文化会館の小ホールはデュオで2回ほど弾いた事があるけど、やっぱり弾いても聴いても大好きなホール。この会場でリサイタル、なんて憧れちゃう。 (続く)  続きを読む

    2021年5月31日

  • エリザベート王妃国際コンクール

    ベルギーのブリュッセルで行われていたエリザベート王妃国際音楽コンクールにおいて、東京藝大の同期でもある務川慧悟さんと阪田知樹さんがそれぞれ3位、4位を受賞したというニュースが入ってきた。 昨年開催の予定が新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期され、しかも会場は無観客。聴衆のいない会場に座るのは審査員のみという特殊な環境。生配信された中継を視聴した方も多いと思うけれど、我が家は6月中旬までWi-Fiの環境がないため、リアルタイムで演奏を聴く事は叶わなかったけれど、ともかく2人の日本人が入賞した事は大変... 続きを読む

    2021年5月30日

  • 続・レジ袋と電子書籍

    というところで話は振り出しに戻るんだけど、音楽系の出版社は電子化の流れに大きく乗り遅れてる感がある。もう「敢えて」なんて言ってらんないし(少なくとも書籍に関しては)さっさと紙媒体から脱却してもらいたいな、と。「もう紙媒体の時代じゃない」と思い至って以降、1980年代からずっっっと買い続けてた、音楽の友、レコード芸術、モストリークラシック、ショパンといった月刊誌の購読も止めたし(レコ芸に関したは別の理由もあんだけど、それはまた)新刊としての紙の書籍も買わない事にしてるので「師としてのリスト」を読む... 続きを読む

    2021年5月29日

  • レジ袋と電子書籍

    レジ袋が有料化された事に世の中全体が慣れてきたところだけど、環境保護のためにはレジ袋の有料化よりも「新たな本を発売する際にはKindle版を設定する事を必須とする」&「Kindle版を推奨する」事の方が効果があるような気がする。紙媒体としての新聞の禁止とか。 紙を作るためのパルプの削減、流通のための燃料(CO2)の削減にも繋がるし、もちろん流通にかかる人件費も。最新のニュースを伝えるのが主たる目的の新聞には「時間のロス」という重大な問題もある。端末の初期コストという問題はあるにせよ、環境のためにもこういう... 続きを読む

    2021年5月28日

  • 師としてのリスト

    友人のピアニスト、内藤晃さんの訳した「師としてのリスト」という本が発売になる(音楽之友社)という事だけど、これはインフォメーションされている概要だけみても、とても興味深い。ぜひ読みたい! ・・・と思って検索してみたら、どうやら発売は紙媒体だけのよう。紙による書籍というのはかさばるし、劣化するし(どうせすぐに業者に送ってPDF化して貰うんだから、最初から)Kindle版で発売してくれたら迷わず即ポチするのに。 続きを読む

    2021年5月27日

  • PCR

    初めてのPCR検査は卒業式の前でした。式に出席する教員は検査が必須、という事になったので。以来、これまでに2回の検査を行っていたけれど、ついに『コンクールの審査前にPCR検査を』の通知が届いてしまった。 もちろん、検査費用は経費として形状出来るんだけど、自分で病院に行くのは面倒だなーとかとか。でも、麻痺しちゃだめだよね。しなきゃね 続きを読む

    2021年5月26日

  • 換気システム

    計画&建設時期がコロナ禍という事もあって、レッスン室には他の部屋と干渉しない独立した換気システム、それも最も高機能のものを採用した... のは良いけれど、なにせ天井の高さが3.5mなのでフィルタまでの距離が遠い! 掃除なんて遠い先の事。「その時になったら考えよう」と思っていたら、さっそくその『お掃除インフォメーション』が灯ってしまった。あと数日内にお掃除しないとね... (アマゾンにて2メートルの脚立を注文)  続きを読む

    2021年5月25日

  • 23の前奏曲

    ショパンの24の前奏曲を練習していて、第12番まで来たところで色々思い出す事があって、3年前に旅立ったゴールデンレトリバーのゴエモンくんの写真を譜面台に乗せてしばらく眺めつつ、休憩。 ゴエモンくんは前奏曲の第12番がどうしても嫌いだったみたいで、とにかくこの曲の練習を始めると悲しそうな顔で必死に(弾いている間ずっと)遠吠えする。隣で弾くだけじゃなくて、CDもダメ。あまりにも鳴くので、母には 『ねえ、この曲もうプログラムに載せちゃったの? 12番だけ弾かずに“23の前奏曲”ってのはダメ? もしくは忘れちゃっ... 続きを読む

    2021年5月24日

  • 音の問題(3)

    そんな「歴史」のあった我がレッスン室も、今年の3月末に新たなレッスン室が完成。当然、防音も完璧な... と思いきや、わざと少しだけ漏らしています。というのも、家の前に二車線道路があるわけではないので、車の騒音は殆ど気にならない。レッスン室と隣家の間には道路があるので、距離&隣家の壁も合わせると殆ど問題にならない...という事がありました。 道路からは床から2m以上の高さのスリット窓が6枚で、道を歩く人からは中の様子が見えて、そして音もやや聴こえる。ただし、隣家の家の中までは音は届かない、という仕様... 続きを読む

    2021年5月23日

  • 音の問題(2)

    さて、昨日のブログで他人事のように書いたけれど、実は我が家でも音のクレームが入った事がありました。完全防音の工事ではなく、内窓を付けるという方法を取ったんですが。 というのも、音漏れの殆どは窓から。窓さえしっかりとガードすると、かなり漏れ方が穏やかになったりするんですよね。ゼロにはならないけれど... そんなこんなで取り付けた日本板硝子の防音窓、メチャクチャに重くてびっくりでした。当時(というか2020年10月までの)レッスン室はこんな風。  続きを読む

    2021年5月22日

  • 音の問題

    音の問題、これはとても難しいですよね。もともと「ピアニストが家を建てる」という事なら防音を施した設計にするんでしょうが... 「幼稚園に入ったし、ピアノを習わせてみようか?」 「一生懸命に弾くようになってきたね」 という、お稽古事のひとつから始まって、始めの段階から『なら、家の防音工事も』なんてことは、まずないし。でも、家と家が近かったり、お隣さんが敏感な人だったりすると、トラブルになる事もありますよね。 一生懸命に取り組む我が生徒さんの家に、残念ながら立て続けにトラブルが発生してしまって... 続きを読む

    2021年5月21日

  • プロコフィエフの楽譜

    ピアノ科の学生がプロコフィエフのソナタを勉強する時、何版を使うでしょう。たぶん、版にこだわりのある学生ほどブージー&ホークス版を選ぶと思うんだけど... ふと、佐々木彌榮子先生の校訂された全音版を手にとってびっくり。とても素晴らしい楽譜! 必要なのは2番だったんだけど、即3、4、5番の楽譜も買い、そして6&7、8&9番の楽譜も注文。全音、ラヴェルの全集も素晴らしかったし「学生時代はこの版を使ってた」なんてなまけないで、定期的に新しい楽譜をチェックしてないとダメだね。 続きを読む

    2021年5月20日

  • 脳内木曜日

    水曜は朝から大学。前日のTwitterに「12時間後にはまた大学か」なんて書いて退勤してたのに、朝、目が覚めたら『今日は木曜だからゆっくりだな』なんてしちゃって... 電車に乗る30分前に気付いて、速攻でシャワーを浴びて、速攻で電車に。あぶないあぶない! 続きを読む

    2021年5月19日

  • グリーグのピアノ協奏曲

    先日の某オーディションで聴いて「久しく開いてないな」と思いながら開いたグリーグのピアノ協奏曲の楽譜。 この曲は25年以上前、立て続けに2回。違う指揮者、違うアマオケと弾いた事があったんだけど(そしてそれ以来弾いてない)、同じテンポで弾いたのに1回目の指揮者には「割と早めに弾くんだね」って言われ、2回目の指揮者には「そんなに遅いテンポなの!?」って言われた思い出。笑 2回目の時は、指揮者さんもオケさんも、あまりフレンドリーな雰囲気じゃなくて「練習してないから遅いんじゃない?」なんて(わざとこちら... 続きを読む

    2021年5月18日

  • 宝クジが当たったら

    「先生、宝くじが当たったらどうしますか? 僕だったら、休館中の京葉銀行文化プラザを...」 って生徒に質問されたので 『宝くじが当たったら? 引っ越すよ。ピアノの先生は辞めて、田舎に広い土地を買って、犬の世話をしながら過ごす』 って答えた。犬は100匹とかじゃなくて3匹くらい、見切れないから。あー、4匹くらいいけるかな? ゴールデンレトリバーが良いな、ドッグランでぐちゃぐちゃになって遊んで、夜はみんなで川の字になって寝るの。でも合間にはピアノも弾く、ボケないように。 いいな、そういう生活。 ご... 続きを読む

    2021年5月17日

  • バレンボイム

    そんなわけで、バレンボイムのチケット、ゲット。年齢的にピークは過ぎてるでしょ? 先日のヨーロッパ公演だって、かなり衰えを感じてたでしょ? なんて、そんなのいいの。ベートーヴェンの最後の3つのソナタというプログラム。これは音楽史(演奏史)を聴くという意味でも外せないイヴェント。楽しみだ! 続きを読む

    2021年5月16日


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