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幼児の脳の発達に個人レッスンとグループレッスンどちらが良いの?

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「幼児の脳の発達に個人レッスンとグループレッスンどちらが良いの?」


今日は、ピアノのレッスンスタイルについて、

幼児における脳の発達という視点に立って

グループレッスンと個人レッスンの

どちらが優位であるのかを考えてみます。

グループレッスンには、
たくさんのメリットがあります。
音楽グループの社会適応能力、
特に共感や思いやりの気持ちが高く
、他人の気持ちを理解して同じ気持ちになれる
能力が高かった。
という研究結果が出でいます。
さらに、
グループで音楽を演奏する時に
自分を制して周囲の音を聞き、
また指揮者に注意を払い、
その指示に従うなどの行動が
実際には意思決定能力や将来を考える計画性
といった能力までも養っていると言われています。
では、ピアノ個人レッスンでは、どうでしょうか。
なんと個人レッスンの場合は
脳構造に変化が起きているという
研究結果が出ているのです。
この研究は、
Musical Training Shapes Structural
Brain Development
「音楽のトレーニングは脳の
構造的な発達を形成する」です。

研究方法をお伝えしますね。
第1のグループである「楽器」グループは・・・
ピアノ個人レッスン15人の子供で構成され、
毎週30分キーボードの個人レッスンを開始し、
15か月間レッスンを継続しました。
第2グループである「比較対象」グループは・・
・楽器の個人レッスンを受けなかったが、
週に40分間、学校での音楽の
グループ・レッスンに15ヶ月間参加した16人の子供で
構成されました。授業の中で歌、ドラム、ベル
などを体験しました。
15か月間のレッスンの前後で、
次の三つのテストを実施しました。
①細かい指の運動技能を評価する左手と
右手の4本指のテスト
②聴音・音の違いの判別能力の観察
➂5つの脳内近距離伝達能力の測定
すると次のような結果が出たのです。

個人レッスングループの方が、

小脳・前頭葉・側頭葉・脳梁・帯状皮質などの

脳部位が向上していました。



これは、

1)脳全体の体積増加率が高く

2)運動・認知・実行・聴覚・言語・記憶領域の

部位がより向上し

3)脳内の情報伝達量が多く、しかも伝達速度が速い。



つまり、幼児にわずか15か月、グループレッスン
個人レッスンのグループに分け、
音楽トレーニングを行った結果、
個人レッスンのグループの方に
脳の構造に変化がみられたということになります。
このことから
ピアノの個人レッスンは、
子供たちの脳神経可塑性をも促進している
ということがわかります。
ちょっと難しい内容ですが、いかがでしたか?
ピアノの個人レッスンが
幼児の脳の発達という視点においては
素晴らしい効果をもたらしていることが
ご理解いただけたのでは
ないでしょうか。


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