星の王子様

こんにちは。

たなべピアノ教室です。

サン＝テグジュペリ作「星の王子さま」という児童文学書を
 
皆さまご存知だと思います。
 
この作品中には、
 
　ものごとは、心で見なくてはよく見えない
 
　いちばんたいせつなことは、目にみえない
 
という名言があります。
 
これは、いろいろな捉え方があると思いますが、
 
子どもを育てていく上でも、私がピアノのレッスンをするときにも
 
大事にしていきたいことだと思っています。
 
子どもの成長にとって、目に見える結果を追い求めるだけでなく、
 
表に見えない大切なこともあるということを心にとめていくことが必要です。
 
 
たとえば、それはその子らしい豊かな感性など....
 
豊かな感性を育てるにはご家庭でのふだんの関わりの中で、
 
子どもの思いを丁寧に受け止めてあげる事が大切と思っています。
 
 
 
わたしはレッスンの中で、その曲のイメージをふくらませるためにも
 
いろいろ問いかけています。
 
すぐに表出してくれる子は会話のキャッチボールがすすみ、
 
どんなふうに身体、腕、指を使ったらイメージに近くなるかアドバイス
 
することができます。
 
反応があまりない子もいます。
 
イメージがふくらんでもそれが言葉にならない、
 
おとなが期待するよい答えをしなければなど
 
いろいろな思いがあるのかもしれません。
 
子どもが自分の力で考え、自分のことばで表現することが
 
大事なことですから表に出ていても、いなくても懸命に
 
思いをめぐらしていることを見守っていきたいと思っています。