発表会を見て感じたこと

さいたま市北区ピアノ教室　牧田です。

ゴールデンウィーク真っ只中、みなさまどうお過ごしでしょうか？
先日遠くに住む親族のピアノ発表会を見に行ってきました。
いつもですと、段取りや進行・生徒さんの様子や、自分も連弾の伴奏から講師演奏その他諸々に気を配っていてなかなか客観的に見る事はできませんが、落ち着いて客席に座り拝見することができ、色々感じることがありました。
発表会は通常年齢の小さいお子さんからスタートするのが多いですが、この日第一番の女の子が少し出るのを嫌がっていたようで、最初と途中2回呼ばれたのですが演奏することができませんでした。
だいぶ後の方にもう一度呼ばれて先生と一緒に登壇、ソロでしたが先生が横で見守り無事演奏することができました。
見ていてハラハラしてしまいましたが、すごいな、と思ったんですよね。
多分年中さんくらいだと多いますが、3回目のリベンジで達成したその精神力。
大人だったら逃げて帰ってしまいたくなるんじゃないでしょうか（笑）
自分で乗り越えられたことは、彼女の中でかけがえのない経験になったことでしょう。

それから次々に出てくる可愛らしいピアニスト達、それぞれがおしゃれをしてこの日のためにご家族に準備してもらって、愛されているのが本当によくわかります。
一人一人違って、みんなかけがえのない存在です。
幸せだなぁ、と思いますね。
ピアノを習うということは、物理的にも精神的にも保護者の方のサポートがなければ成り立ちません。
子供の善き成長を願うのは、親の共通の想いですよね。
その一つとしてピアノという環境を選ぶ、こんな素敵なプレゼントがあるでしょうか。
長く続けられるピアノは、表面的に弾くことだけではないたくさんの成長がそこにはあるんです。



いろんな演奏を聴いていて、音楽とは何か、レッスンで大切にすべきものは、
など色々と思ったことがあったので、引き続きまた次回に。