ピアノ譜の情報量の多さゆえに気をつけたいこと
さいたま市北区ピアノ教室 牧田です。
最近、ピアノの譜面は情報量がとても多いなぁと感じます。
前回書いた、ある発表会の生徒さんの演奏を聴いてから特に思うことなんですけどね。
例えば、管楽器のフルートやトランペットの楽譜と比較してみるとこんな感じです。
1番上の段がフルート、下の2段がピアノ。3段一セットとして進行している譜面です。
当然のことながら一度に一つの音しか出せないのでフルートは一段譜です。
(これは音が少ないですが、たくさん音が連なっているのももちろんあります)
それに比べてピアノパートの譜面は両手を使うので大譜表(2段同時進行)になっています。
10本の指を使うので5個や6個の音の重なりは当たり前。
音域も広いので鍵盤の位置も様々、譜面もト音記号・ヘ音記号を同時に読み分けていきます。
さらにそこにリズムの要素(他にも強弱やスラー・スタカートなどのアーティキュレーション等)も加わり、複雑です。
決してこれは、一段譜の単音楽器が簡単と言っているわけではなく、楽器の特性によって譜面の情報量が違うというお話です。
で、ピアノを弾く時に陥りやすいことがあります。
それは、ただただ書いてある音を全部並べて弾く、順番に〜という演奏です。
当然ですし、間違ってはいません。
しかし、ここで見落として欲しくないのは、音楽はその曲のその場所でのグルーヴ感(拍子感とも言えると思います)ありきだということです。
つまり、4/4だったらその拍子間、その立体の中で全てが動いていくのです。
先ほど言った、情報量が多い(音符が多い)ことでそれを満たすのが優先になってしまっている演奏を多く耳にするので、とてもそのことを考えました。
では、そうならない演奏にするには、どういう練習をしたらいいのか。
そのことについて次回触れたいと思います。
ホームページの公式LINEからお問い合わせいただくと、クーポンプレゼント中です。
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前回書いた、ある発表会の生徒さんの演奏を聴いてから特に思うことなんですけどね。
例えば、管楽器のフルートやトランペットの楽譜と比較してみるとこんな感じです。
1番上の段がフルート、下の2段がピアノ。3段一セットとして進行している譜面です。
当然のことながら一度に一つの音しか出せないのでフルートは一段譜です。
(これは音が少ないですが、たくさん音が連なっているのももちろんあります)
それに比べてピアノパートの譜面は両手を使うので大譜表(2段同時進行)になっています。
10本の指を使うので5個や6個の音の重なりは当たり前。
音域も広いので鍵盤の位置も様々、譜面もト音記号・ヘ音記号を同時に読み分けていきます。
さらにそこにリズムの要素(他にも強弱やスラー・スタカートなどのアーティキュレーション等)も加わり、複雑です。
決してこれは、一段譜の単音楽器が簡単と言っているわけではなく、楽器の特性によって譜面の情報量が違うというお話です。
で、ピアノを弾く時に陥りやすいことがあります。
それは、ただただ書いてある音を全部並べて弾く、順番に〜という演奏です。
当然ですし、間違ってはいません。
しかし、ここで見落として欲しくないのは、音楽はその曲のその場所でのグルーヴ感(拍子感とも言えると思います)ありきだということです。
つまり、4/4だったらその拍子間、その立体の中で全てが動いていくのです。
先ほど言った、情報量が多い(音符が多い)ことでそれを満たすのが優先になってしまっている演奏を多く耳にするので、とてもそのことを考えました。
では、そうならない演奏にするには、どういう練習をしたらいいのか。
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