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暗記癖がつくピアノ学習

 ピアノは非常に大きな楽器です。
 

 
 よく学校の体育館にあるグランドピアノはもちろん、
 音楽室にあるような縦型タイプの
 アップライトピアノでも鍵盤の幅・長さ・数は同じ。
 だいたい鍵盤の幅だけでも160センチほどあります。
 小さい子どもが中央に座った時、おそらく
 両端はよく見えていないと思います。

 


 バイオリンのように、小さいうちは小さな楽器で、
 ということがなく、大人も子どもも
 完成形のまま、その一択で使い始めるわけです。


  
 我が子にピアノを教え始めたとき、
 それまでも10年以上生徒さんのピアノ指導を
 続けていたにもかかわらず、はじめて!
 この「ピアノが大きい楽器である」ことが
 小さい子どもにとってかなりの負担を強いると
 知りました。


 もちろん、それまで3歳児にピアノを教えたことが
 なかったというのも、大きな原因だったと思いますが。


 具体的にどうたいへんか?
  

 楽譜のある位置と鍵盤が遠い!

 
 目の動きがまだ十分でない幼児にとって、
 ①楽譜を見ながら
 ②鍵盤を確認して
 ③弾く
 
 というのがほんとーに至難の技なのです。
  
 しかし、
 これが素晴らしい「頭の訓練」になっていたことに
 あとで気づきました。

 この①②③だけでも
 見る・聴く・触る・考える・感じる・手指を動かす
 ざっとこれだけの動作を
 一瞬で行っているのです。


 こんな時、頭の中を見ることができたなら
 きっと「花火大会」が起こっているはずです。


 これだけでもすごいのですが、
 さらにもう一つ・・・
 それは
 覚えることが普通になるということ。

 

 小さいうちに、無理に音符を覚える必要は
 ないと思っています。
 字と同じで、そういうことに興味がある子は
 やってみればいい程度。


 しかし、メロディーは何度も反復しながら
 結果的には必ず覚えます。
 

 最初に弾くメロディーは
 1音〜多くて5音前後〜とても短いものです。
 
 
 覚えた方が断然楽弾けるので、
 今、指導している3〜4歳さん達も
 全員覚えています。


 楽譜と鍵盤が遠く、小さな体、手には
 非常に扱いにくい大きな楽器だからこそ、
 覚えて弾く方が断然楽!


 結果
 知らず知らずのうちに子どもたちも
 覚えてしまうわけです!

 
 この「覚える」は癖にすると強い!

 
 覚えることを当たり前にしてしまう子ども達は
 ごく自然に生活のありとあらゆる面で
 これを活かします。


 そしてこの癖は
 学校に行くようになってから、
 とんでもなく大きな力を発揮するようになります。


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