ピアノ講師がピアノ以外でできる大切な事

ある日の男子のレッスン、
妙にソワソワして
落ち着かない雰囲気。

どうしたかな〜と思いながら、
帰り掛けに「怪我しない様にね！」
と言って送り出しました。

翌週、お母さまから急な連絡で
「息子が体育館の舞台から落ちて骨折ですっ」

「うえの先生に気をつけろって言われてた・・・」
後でお子さんから話を聞いたお母様が
驚いておられました。
「どうしてわかったんですか〜」

当たって欲しくない予感でしたが、
舞台から落ちて頭など打たなくて
ほんとによかったです。
しばらく片手レッスンになりましたよ〜

ピアノのレッスンは
お子さんと何年も関わるので、
時にとても気になる様子があります。

ああー、気が浮いているなあ〜大丈夫かな、
とか
余りに暗い顔で来た中学生、など。

たいてい大丈夫ですが、
ずっと心配な時もあります。

そんな時、まずは
お子さんの気持ちに寄り添いたい
と思います。

親御さんの気持ちも
とてもわかります。
私も散々に悩める親でしたから。

”ちゃんと勉強しなさい”
”学校でしっかりやりなさい”とか。。。
親なら誰もが思う事です。

ですが、ピアノの先生は、
『親ではない大人』の
良いところがあります。

ある意味、
お子さんの気持ちだけを
考えられます。

私のピアノの生徒さんは
私の大切な『子どもたち』

絶対に悲しい事にならないように
私で出来ることをしたいと
思っています。

お子さんに、
「いつもあなたの応援隊だよ〜」
と伝えたいと思います。

うえのピアノ音楽教室は
『ピアノこころのほけんしつ』の活動に
参加している教室です