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見えない強弱を探してみよう〜ゼクエンツ⑤

前回に引き続き

作曲者は、よくゼクエンツの手法を使う事があります。

私は、娘達が幼い頃からYAMAHAオーディションで受かった生徒だけが受けられる作曲講座に6年以上聴講し、芸大作曲家の先生にマンツーマンで指導を受けていました。

ゼクエンツは、同じようなメロディライン、リズムなどが、(音程が1つ上、又は下)2回続くケースです。

その当時、「さすがに3回は、しつこいからね、2回までだよ」

と、教えていただきました。(時々、3回出てくる曲がありましたが、ほとんどが2回)



みなさんが普段、習っている楽譜にも何回も出てきます。

例えば、オルガンピアノ3のはじめの曲ですが、

両方ともゼクエンツが出てきています。

わかりますか?

強弱記号は、1個あるだけで、あとは、なんにも書かれていません。

そこには、楽譜を読み取る力が必要となります。



私は「見えない強弱」と、言っています。



子供達には、音の階段を説明をして、音程が下がった場合には弱く、逆に音程が上がった場合には強く弾くようにしています。 (ソナタなどの曲には逆の強弱も稀にあります)

すると、細かい強弱は書かれていませんが、自然な強弱ができるわけです。


なんにもかかれていないから、ただ音符、リズム通りに弾けばいいと、思う人と、
意味がわかって強弱をつけながら弾くのでは
作曲を勉強していた人が聴いていると、明らかに足りない演奏に聴こえます。



ですから、ピティナ(コンクール)では、作曲家の先生も審査に入る訳です。


このように、表現力が苦手だと感じても、ある程度、計算されて弾く事により、自然な強弱ができます。

感覚の思うがままに、と言っても、ルールがあることを忘れては、いけませんね。

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