オケ入団オーディションの伴奏 その2
オーケストラ入団オーディション伴奏体験記 その2
その1はブログ一覧から、一つ前の記事をご覧下さい。
課題曲の協奏曲2曲はオーディションの1週間ほど前にリハーサルして、準備OK!
そして第1次選考の日を迎えました。
当日の注意事項がこちら↓
♪○○時に集合すること。
♪集合後に演奏順および演奏曲目を発表します。
♪ブラインド審査のため、受験者と審査員のあいだにはカーテンがあります。
♪現役楽団員との接触は禁止です。控え室以外の階には移動しないでください。携帯電話の電源は切ってください。
♪オーディション会場に入ったら演奏する音以外は出さないでください。
ピアノ弾きが受けるコンクールやオーディションとは違いますね〜びっくり
受験者は審査する楽団員との接触禁止!
楽団員から受験者の顔が見えないようにブラインド審査!
受験者から楽団員への〈合図〉と捉えられてしまうので、演奏以外の音を出すことは禁止!
びっくりです。
全てはオーディションの公平性を維持するためですね。
裏を返して嫌味な言い方をすれば、「入団オーディションでは、コネや人脈が演奏以上に重要になり得る」ということですね。受験者が現役楽団員と師弟関係であったり、同じ門下の後輩だったりしたら。。。人間関係がモノを言う世界になりがち、というわけですね。
さて、集合時間のあとに発表された演奏曲目は、
●古典派の協奏曲は、第1楽章の提示部とカデンツァ、第2楽章の提示部のみ。
●オケスタは10曲が指定されました。
●近代の協奏曲は、1楽章冒頭から●●小節までと、1楽章中間部分のみ。
↑私が〈ココまで〉と書き込んだ楽譜。これは近代の協奏曲の第1楽章途中部分です。
課題曲がたくさんあったのに、
審査で弾くのはこれだけ?
しかも、
「演奏途中でベルが鳴りましたら、そこで審査終了です。」
つまり、オケスタの途中でベルが鳴ったら3つ目の協奏曲は一音も弾かない。全楽章用意してきてるのに。。。
ちなみに、過去にこのオケの入団オーディションではオケスタから弾くように指示され、オケスタの途中でベルを鳴らされてしまった人がいたそうです。つまりその人はオーディションに伴奏ピアニストを連れて行ったのにピアニストは1音も弾くことなく終わった、ということ。。。ショックだったろうなぁ。
様々なスタイルの音楽を短期間で大量に準備し、短いオーディションの時間内で実力を発揮できる。
オケはこのような人材を求めている、ということですよね。
厳しい世界ですね。
次に続きます!
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課題曲の協奏曲2曲はオーディションの1週間ほど前にリハーサルして、準備OK!
そして第1次選考の日を迎えました。
当日の注意事項がこちら↓
♪○○時に集合すること。
♪集合後に演奏順および演奏曲目を発表します。
♪ブラインド審査のため、受験者と審査員のあいだにはカーテンがあります。
♪現役楽団員との接触は禁止です。控え室以外の階には移動しないでください。携帯電話の電源は切ってください。
♪オーディション会場に入ったら演奏する音以外は出さないでください。
ピアノ弾きが受けるコンクールやオーディションとは違いますね〜びっくり
受験者は審査する楽団員との接触禁止!
楽団員から受験者の顔が見えないようにブラインド審査!
受験者から楽団員への〈合図〉と捉えられてしまうので、演奏以外の音を出すことは禁止!
びっくりです。
全てはオーディションの公平性を維持するためですね。
裏を返して嫌味な言い方をすれば、「入団オーディションでは、コネや人脈が演奏以上に重要になり得る」ということですね。受験者が現役楽団員と師弟関係であったり、同じ門下の後輩だったりしたら。。。人間関係がモノを言う世界になりがち、というわけですね。
さて、集合時間のあとに発表された演奏曲目は、
●古典派の協奏曲は、第1楽章の提示部とカデンツァ、第2楽章の提示部のみ。
●オケスタは10曲が指定されました。
●近代の協奏曲は、1楽章冒頭から●●小節までと、1楽章中間部分のみ。
↑私が〈ココまで〉と書き込んだ楽譜。これは近代の協奏曲の第1楽章途中部分です。
課題曲がたくさんあったのに、
審査で弾くのはこれだけ?
しかも、
「演奏途中でベルが鳴りましたら、そこで審査終了です。」
つまり、オケスタの途中でベルが鳴ったら3つ目の協奏曲は一音も弾かない。全楽章用意してきてるのに。。。
ちなみに、過去にこのオケの入団オーディションではオケスタから弾くように指示され、オケスタの途中でベルを鳴らされてしまった人がいたそうです。つまりその人はオーディションに伴奏ピアニストを連れて行ったのにピアニストは1音も弾くことなく終わった、ということ。。。ショックだったろうなぁ。
様々なスタイルの音楽を短期間で大量に準備し、短いオーディションの時間内で実力を発揮できる。
オケはこのような人材を求めている、ということですよね。
厳しい世界ですね。
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