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拍子について

〈譜読みについて〉の続きも書きたいのですが、先に書きたいことが出てきたので、今日は拍子について。



西洋音楽には拍子があります。
2拍子、3拍子、4拍子。
1小節に何拍あるか、ということです。
近代になると5拍子とか7拍子とか、変わり種も登場します。

拍子とは、曲の鼓動です。音楽の基本です。



しかし!ピアノを弾く人は頻繁に、拍子を感じ取っていないのではないか、と思います。

ピアノを弾いているという、そこのあなた!
今あなたが弾いている曲は何拍子ですか?
楽譜を見なくても、すぐ答えられますか?
そして、上級者のあなた!
拍子のほかに、作曲家によるテンポ指示は?







答えられましたか?

ちなみに私自身にこの質問をしたら、どうだったと思いますか?
恥ずかしながら、ほとんどの曲で答えに詰まりましたぁ。。。汗
アカンアカン。

そして何人かのレッスン会員さんに同じ質問をしてみたところ、みなさん拍子はかろうじて覚えていたけど、テンポ指示に関しては曖昧な記憶でした。

そこで、みなさんには拍子やテンポ指示をあらためて確認してもらい、もう一度弾いてもらいました。




そうしたら、みなさんの演奏はぐっとよくなりました!

どうしてこんなことになっているかというと、おそらくは皆さんの注意が音符だけに向いていたのでしょうね。
音符だけに注意を払って拍子を感じないで弾くと、単なる「音の羅列」になってしまいます。音が多くて難しい曲ほど、この危険性があります。
〈拍子=音楽の鼓動〉を感じて弾くことで、曲が生き生きとその姿を見せて(聴かせて)くれます。

自分はもちろん、今後のレッスンでも気をつけていかなきゃ、と思いました。


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