日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

練習中の発見をレッスンに生かす、またはその逆。

昨日のレッスンでのこと。
演奏中の姿勢とそれに伴う指先の感覚の違いについて、とあるレッスン会員さんに説明していました。

その会員さん、Nちゃんは20代の社会人で、レッスンに通ってくれて5年以上になります。

レッスン前に自分が練習していた時の感覚を呼び起こしながら、説明しました。

するとNちゃん。「こっちの方がいいですね。指が勝手に動いてくれる感じ。」

私:「音もよくなったよね。」

自分の練習中に発見したことは、レッスンでもすぐに試しています。

ある方法(演奏のテクニックや姿勢、感覚、その他多くのこと)が自分だけでなく他の人にも通用するのだと分かれば、もっと確信を持って今後の演奏やレッスンに取り入れることが出来ます。

その逆で、レッスン中に発見したことを自分の練習に取り入れることもあります。

先日のレッスン中、会員さんから質問がありました。
その会員さん、Fさんは今年からレッスンに通っていらっしゃいます。

Fさん:「このパッセージがどうしてもしっくり来ないんです。」

私はそのパッセージの弾き方を色々と試してみました。
指使いを変えたり、タッチの感覚を変えたり。

そして改善策を提案。

Fさん:「あ、なるほど。弾きやすいですね。」


レッスン後、自分の練習している曲にも似たようなパッセージがあることを発見。

私:「あ、Fさんに説明していた方法を試してみよう。」
すると、前よりも良くなりました!

こんな感じで、レッスン中に試行錯誤したことが自分の練習に役立つことがあります。

自分ひとりで練習していたら気づいていなかったかもしれません。

レッスン中に質問されたことがきっかけで、自分でも初めて試行錯誤して、その結果よりよい方法を編み出すことが出来ました。

まさにレッスンの相乗効果!

これからも、感覚を研ぎすましてレッスンに臨もうと思います。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓
↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント