手の不調
こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです。
ブログの更新がなかなか出来ない日々が続いてしまいました。
レッスンは通常通り楽しく行わせていただいておりましたが、私の手の不調に加え、子育てに追われてしまい、ブログを書く余裕がありませんでした。
今回は、手の不調について書いていきます。
生徒様には以前に不調の旨をお伝えしましたが、先日病院での診断結果が下りましたので、ここでご報告させていただくとともに、これまでの経緯や今後のこと等もお伝えさせていただきます。
昨年の年末頃から右手の調子が悪くなり、病院に通っていました。
江古田にある整形外科に通院したのですが、なかなか診断が下りず、保谷の脳神経内科のクリニックに変えたところ、先日診断が下りました。
結果は、局所性ジストニアという病気だそうです。
ジストニアとは何か、ウィキペディアにはこうあります。
”局所性ジストニアとは、不随意で持続的な筋肉収縮を引き起こす神経疾患である。この収縮により姿勢異常が生じ、身体の一部に影響を及ぼす。局所性ジストニアは音楽家に多く見られるが、一定期間内に指を繰り返し動かすことが原因と考えられる。”
出典：フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
今の私は、右手が思うように動きません。
私の場合、右手の親指がネックになっていて、それと連動して他の指も動きにくいという感じです。
病院の先生いわく、確立された治療法はないとのこと。そして、難治性であることを告げられました。
改善方法としては、
・ストレスを抱えないように
・練習をし過ぎないように
というアドバイスを受けました。
どうしてこのような状況になったのかも記しておきます。
2021年6月。第2子出産時に長期入院し、退院後も体調が優れなかったため、ピアノが弾けない期間が3ヶ月程ありました。
こんなにも練習が出来なかったのは、人生ではじめてでした。
入院は管理入院だったので、病院のベッドで寝ていなくてはいけないのですが、体と心は元気いっぱい！やりたいことは沢山あるのに出来ないー！ とうずうずしていました。
退院後は、想定外に体調不良となり、自宅でも布団生活と通院が続き、またまたやりたいことがなかなか出来ないー！と更にうずうずそわそわ。
その後、体調が回復し出した私は、とにかく練習がしたくて、時間を見付けてはピアノに向かっていました。
そんな時に、大きな舞台への出演が決まり、更に練習意欲が増しました。
と同時にプレッシャーも感じ、練習時間をなんとか作ろうとバタバタ慌ただしくする毎日。
その時にはすでに右手に不調を来していたのです。そして、うまくいかないところをとことん反復練習する。
何とか調子を元に戻したい！
練習するしかない！！
と、ジストニアの病気の原因となる反復練習を過度にしてしまいました。
今思うと、普通の精神状態ではなかったのかもしれません。
少し経った頃に、自分でもこれは普通じゃないと気付き、主人に相談して、事が発覚しました。
あの時にあんな風に練習していなければ…
もっと早くに異常に気付ければ…
と後悔はつきません。
しかし、あのままコンサートへの出演に向けて練習を重ねていたら、きっと練習を優先して、第2子の子育てを疎かにしていたかもしれない。
練習をしたいし、子育てもきちんとやりたいというジレンマで、ストレスを抱え、精神的にパンクしていたかもしれないとも思います。
そして、こうなってみて、今私にとって何が大事なのかを考えました。
結論は、
今は子育てを大事にしよう。
そして、今通って下さっている生徒さんの指導に尽くそう。
三つ子の魂百まで ということわざはよく言ったもんだなーと第1子の時に感じていました。
私の所に産まれてきてくれたこの大切な命を、手のかかる幼少期のうちは特に、愛情をたっぷりかけて大事に育てていきたいと思います。
自分の練習を優先するのではなく、こどもの成長を第１に考え、この子にとって良いと思うことを沢山与えていきたいです。
生徒さんも同じです。
生徒さんが楽しく、のびのびと成長出来るように。
ピアノを好きになってもらえるように。
良いペースで上達出来るように。
音楽を感じる感受性を養えるように。
そのためには、私には何が出来るのかを常に考えてレッスンしていこうと思います。
現在レッスンでは、お手本が必要な時は、左手で弾いています。
この状況がいつ打開出来るか、まだ分かりません。
見通しも立たずに、ご心配をお掛けするばかりで、本当に申し訳ないです。
その分、指導法の勉強をしっかりして、生徒さんの上達アップに努めたいと思います。
この状況になってから、治療法や改善方法を調べたり、恩師などにも相談をしました。
今は、ジストニアの経験を持ち、自力で回復された先生にリハビリレッスンを受けています。
早く改善するように、自分の中でのベストバランスを見付けて、回復を目指したいと思います。
また状況が変わってきましたら、逐一報告させていただきます。
生徒様にはご心配、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いです。
ブログの更新がなかなか出来ない日々が続いてしまいました。
レッスンは通常通り楽しく行わせていただいておりましたが、私の手の不調に加え、子育てに追われてしまい、ブログを書く余裕がありませんでした。
今回は、手の不調について書いていきます。
生徒様には以前に不調の旨をお伝えしましたが、先日病院での診断結果が下りましたので、ここでご報告させていただくとともに、これまでの経緯や今後のこと等もお伝えさせていただきます。
昨年の年末頃から右手の調子が悪くなり、病院に通っていました。
江古田にある整形外科に通院したのですが、なかなか診断が下りず、保谷の脳神経内科のクリニックに変えたところ、先日診断が下りました。
結果は、局所性ジストニアという病気だそうです。
ジストニアとは何か、ウィキペディアにはこうあります。
”局所性ジストニアとは、不随意で持続的な筋肉収縮を引き起こす神経疾患である。この収縮により姿勢異常が生じ、身体の一部に影響を及ぼす。局所性ジストニアは音楽家に多く見られるが、一定期間内に指を繰り返し動かすことが原因と考えられる。”
出典：フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
今の私は、右手が思うように動きません。
私の場合、右手の親指がネックになっていて、それと連動して他の指も動きにくいという感じです。
病院の先生いわく、確立された治療法はないとのこと。そして、難治性であることを告げられました。
改善方法としては、
・ストレスを抱えないように
・練習をし過ぎないように
というアドバイスを受けました。
どうしてこのような状況になったのかも記しておきます。
2021年6月。第2子出産時に長期入院し、退院後も体調が優れなかったため、ピアノが弾けない期間が3ヶ月程ありました。
こんなにも練習が出来なかったのは、人生ではじめてでした。
入院は管理入院だったので、病院のベッドで寝ていなくてはいけないのですが、体と心は元気いっぱい！やりたいことは沢山あるのに出来ないー！ とうずうずしていました。
退院後は、想定外に体調不良となり、自宅でも布団生活と通院が続き、またまたやりたいことがなかなか出来ないー！と更にうずうずそわそわ。
その後、体調が回復し出した私は、とにかく練習がしたくて、時間を見付けてはピアノに向かっていました。
そんな時に、大きな舞台への出演が決まり、更に練習意欲が増しました。
と同時にプレッシャーも感じ、練習時間をなんとか作ろうとバタバタ慌ただしくする毎日。
その時にはすでに右手に不調を来していたのです。そして、うまくいかないところをとことん反復練習する。
何とか調子を元に戻したい！
練習するしかない！！
と、ジストニアの病気の原因となる反復練習を過度にしてしまいました。
今思うと、普通の精神状態ではなかったのかもしれません。
少し経った頃に、自分でもこれは普通じゃないと気付き、主人に相談して、事が発覚しました。
あの時にあんな風に練習していなければ…
もっと早くに異常に気付ければ…
と後悔はつきません。
しかし、あのままコンサートへの出演に向けて練習を重ねていたら、きっと練習を優先して、第2子の子育てを疎かにしていたかもしれない。
練習をしたいし、子育てもきちんとやりたいというジレンマで、ストレスを抱え、精神的にパンクしていたかもしれないとも思います。
そして、こうなってみて、今私にとって何が大事なのかを考えました。
結論は、
今は子育てを大事にしよう。
そして、今通って下さっている生徒さんの指導に尽くそう。
三つ子の魂百まで ということわざはよく言ったもんだなーと第1子の時に感じていました。
私の所に産まれてきてくれたこの大切な命を、手のかかる幼少期のうちは特に、愛情をたっぷりかけて大事に育てていきたいと思います。
自分の練習を優先するのではなく、こどもの成長を第１に考え、この子にとって良いと思うことを沢山与えていきたいです。
生徒さんも同じです。
生徒さんが楽しく、のびのびと成長出来るように。
ピアノを好きになってもらえるように。
良いペースで上達出来るように。
音楽を感じる感受性を養えるように。
そのためには、私には何が出来るのかを常に考えてレッスンしていこうと思います。
現在レッスンでは、お手本が必要な時は、左手で弾いています。
この状況がいつ打開出来るか、まだ分かりません。
見通しも立たずに、ご心配をお掛けするばかりで、本当に申し訳ないです。
その分、指導法の勉強をしっかりして、生徒さんの上達アップに努めたいと思います。
この状況になってから、治療法や改善方法を調べたり、恩師などにも相談をしました。
今は、ジストニアの経験を持ち、自力で回復された先生にリハビリレッスンを受けています。
早く改善するように、自分の中でのベストバランスを見付けて、回復を目指したいと思います。
また状況が変わってきましたら、逐一報告させていただきます。
生徒様にはご心配、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いです。
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