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導入期のレッスンで注視すべきポイントとは?

こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです。

前回に続き、導入期のレッスンに関しての記事です。
今回は、導入期のレッスンで注視すべきポイントについて書いていきます。

導入期では、年齢や様々な状況により、使用テキストや進度が変わりますが、
どの場合も共通して注視すべきポイントがあります。

・正しい姿勢を身につける
・正しい指の形で弾く
・身体に力が入らないように気をつける
・自分の音を聴く

導入期から、これらに意識して取り組むことで、曲のレベルが上がったときに、壁にぶち当たるリスクを減らせます。
壁にぶち当たるとは、どういうことか。

例えば、
足がブラブラして、台や床にきちんと乗っていない姿勢で弾いていると、身体が不安定になり、身体に力が入るため、音が硬くなりやすいのです。

指の形も音質に影響します。鍵盤を叩くようなコワイ音の時は、大体指の関節が凹んでいて、そこに力をいれた時でしょう。

身体に力が入らないようにする訓練も大事です。
力を抜くこと(脱力)は、そう簡単に身につくものではありませんが、常に意識をして取り組むことが大切です。肩が上がっているときは力が入っていますので、肩を下におろし、ボーっとしている時のような楽な体勢を取ってみましょう。肩が上がっているかどうかは、弾いている本人は気付けないことが多いので、保護者の方が肩を触ってあげたり、写真に撮ってその様子を本人に見せてあげると良いかもしれませんね。

また、自分の音を聴く訓練も必要です。力が入っている時の硬い音。脱力した時の遠くまで届くような伸びる音。
音は、弾き方次第で変わります。どんな音で弾きたいか、そのためにはどのように腕や手、指を使うのかを早い段階で学び、身につけられると良いでしょう。

曲のレベルが上がったときに、
身体に力が入っているから響きのある良い音が出せない!
無理に練習を重ねて腱鞘炎になった!
なんてことが無いように、日頃から注意して練習できると良いですね。


尚、指導法には様々あり、これはあくまでも私の考えです。
お子さまが楽しんで、ピアノに積極的に取り組めるようなレッスンを第一に考え、
生涯の趣味?本業?となってくれるように指導に努めたいと思っています♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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