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調性

ピアノを弾くときに調性を意識しているでしょうか。
そもそもその作曲家が何調を選んでこの曲を書いたのか、は調号を見れば分かります。♭2つならB durかg mollです。ピアノを弾く人は絶対に調号を知っておくといいです。まずその曲が何調であるのかが分かると、どこから調性が変わり始めたかを探すことができます。何調から何調に転調しているかもわかりますし、もう少し踏み込むならそれがどれくらい離れた調へ(もしくは近い調への)転調かもわかってくるでしょう。楽典(音楽理論)の中に「調判定」という項目があります。これは楽譜の一部分を見て何調なのかを判断するものです。楽典の問題を解くときは音を出せないので頭の中で音を鳴らすか地道に理詰めするかですが、ピアノ曲を練習している時は音をよく聴きながら「今ここは何調なのかな?」と考えてみるといいと思います。

転調しているというのは曲の中で重要なポイントのはずです。長調から短調に転調していたら(もしくはその逆なら)分かりやすいからたいていは気づくでしょう。長調から長調に、また短調から短調に転調していても調が変わると雰囲気が変わります。
また、転調が一瞬ということだってあります。それに転調を繰り返したのちどこかの調にようやく落ち着くことだってあります。

調性がわかると、カデンツもわかります。Ⅴ₇→Ⅰ を見つけること(聞いて感じられるようになること)はフレーズの終わりが見つかることかもしれませんし、Ⅴ₇→Ⅵ なら違う表現になるでしょう。

このように調性がわかると見えてくることは色々とありますから、そこは自分でしっかり表現に結びつけていくといいでしょう!

まずは調号を覚えてみること。それが良いスタートになると思います。


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