受験態勢に入る

もう何年もレッスンに通ってくれている男の子。

まだ小学校4年生だが、そろそろ中学受験を考えているらしい。

ピアノも頑張っているが、頭も良い。

今のところの目標は名門「灘中」。

ピアノを習われている子供さんは皆さんだいたいお勉強も出来るが、私の生徒さんの中にもさすがに灘中は今までなかった。

「受験ギリギリまでピアノも来ます」
と言ってくれている。

なんて頼もしい。

「習い事は全てやめて、お勉強だけに集中します」
と思わないところに感心する。

ところが、私のお友達のピアニストの息子さんがもう何年も前に灘中から灘高に行かれたときに言っていたが、中に入るとそういう子が多いらしい。

そして驚くべきことに、灘中の校長先生も
「お勉強だけやって来たお子さんはうちには来ないでください」
とおっしゃるらしい。

さすが灘中。

要は
「集中力があれば、何でも、いくつでも出来る」
ということか。

お勉強もピアノも、両方応援してるからね。