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先生の威厳というのが苦手です。

今日もブログを読みに来てくださってありがとうございます。
この言葉はいつも何度でも書きたい言葉で、毎回本当にこのように感じて書いています。
ありがとうございます。

私は通称「ピアノの先生」という立場ですが、「音楽」はそもそも教えられる対象となりうるのかどうか、疑問に感じています。
教えたいことや伝えたいことはたくさんあります。
でもそれより大事な大前提として、音楽の存在は一人一人にダイレクトに接近するものなので、生徒さんと音楽との間に先生が入り込む余地がありません。
生徒さんたち一人一人には、自分自身の個人的な感覚を大切に、自信を感じていてほしいと思っています。
そうなると、先生から生徒への上から下への目線的な指導的な雰囲気は、できれば避けたくなります。
ある一つの曲の譜読みをして、弾けるようになってきたとします。
そうなってきた後は、孤独で自由な旅路の始まりです。

「この曲を先生を通して理解しようとしないでください。」
「尊敬する人、又は権威のある誰かが教えてくれる大正解があると思わないでください。」
「有名なピアニストがお手本を弾いていると思わないでください。」
「この曲にまつわる知識が正解を導き出してくれるのではありません。」
「この曲は他の誰のものでもなく、作曲した人のものでもなく、あなたのためにあると思ってください。」
「この曲のメッセージと、あなた自身がたった一人で孤独な対話をしてみてください」

こんな感じです。
先生のすることはたくさんありますが、上記のような大前提を壊してしまうような過剰な権威にならないように気をつけたいと思っています。
そんな思いがあるせいか、私にはどうも威厳というものが出にくい気がしています。
威厳で迫るのではなく、やたらに発せられる情熱で、生徒さんを引っ張ってゆければいいなと思っています。
先生も生徒さんも音楽の前では同じ土俵の人であります。
生徒さんに、音楽の中に抱かれている自由を感じて欲しいと切に願っています。
だから、肉体的な困難を取り除いて、ピアノを弾きやすくしてあげたいという思いが強くなります。

先生のジャッジや見張りの中で弾くのは生徒さんにとって「自由の束縛」だと思います。
同様に、運動能力における弾きにくさも、生徒さんにとって「自由の束縛」だと思います。

とういうわけで、生徒さんたち、練習がんばろうね!
練習するとその向こう側に自由が待っているよ!
「練習は、毎日よ」(^^♪


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