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防音。一階でも大丈夫じゃないお話。

コロナ禍
家にいる時間も増えたし、この際ピアノでも始めようかな❓の方へ


今回は…
みなさんが驚くのでは、というようなことを話題にしてみます。


割とお家賃高めのマンションに住んでいる(ウチよりは随分…)友人から聞いたお話なんですが、
階下の方から「トントンダンダン足音がうるさい」との苦情を何ヶ月か前に頂いたそうです。
ペダルかな❓
防振マットも一応敷いて気をつけていたつもり(しかも部屋の造りもしっかりしている)だけど、練習に熱が入ったせいかも。と思い、
「今後気をつけます」と丁重に謝ったそうです。
防振マットを2枚にしようかと(わたしがそうなので)考えていたところ、
また苦情が。
ところが主張された日は明らかに留守にしていた日だったそうで!
家族もペットも居ません。
おかしいなあ、と言うことで、管理会社さん❓が綿密に調査をしてくれたそうです。
すると、なんと!
階下の方の音の記録から照らし合わせて聞き込みしていくと、別の階の方からの音源だと判明したそうです。
隣でも真上でもなかったのです。


どうしてこんなことが起こるのかと言いましたら…
音の伝わり方には
・空気を通して伝わる空気伝搬
と、
・個体を通して伝わる個体伝搬
の、二種類があるんですね。
この件はそう、後者の個体…だった訳で。
実はこれはマンションなどの共同住宅ではどこでも起こり得ることなんですね。


空気伝搬については
・部屋のドアを厚くする(賃貸では難しいですが)
・厚めのカーテンにする
・吸音材を壁に
などの対策がどなたにも思い浮かぶでしょうけど

個体伝搬については
なんといっても床が鍵なんです!
なぜならピアノは必ず床の上に置いて演奏しますから。
床から、建物や配管を通して振動させ、離れたところにまで音が伝わってしまうわけです。

そして、音って、ピアノの音自体だけではなく、タッチの振動、ペダルの振動までしっかり伝えてしまうんですよ…。

やっかいなことに、気密性の高い、良いマンション、しっかりした建物のほうがより伝わりやすいというデータもあります(☉。☉)
時には上の階にも伝わります!
なので、一階にお住まいの方も、ぜひ
防振マットやお皿型などのインシュレーターを弾くことをおススメいたします。

特に生のピアノてすと、いったん設置してから敷くのは大変です。
対策しすぎるくらいでもちょうど良いと思います。


生ピアノの空気伝搬音の対策には他にも
・音量自体を下げるマフラーペダルの活用
・ピアノの後ろに毛布を貼る
などもありますが
どちらも音色や残響は劣ってしまいます…。

でも気にするあまり、弾けなくなってしまえのは一番つらいですものね( ;∀;)

響くように造られた楽器を響かせないとは、なんとも矛盾するようなお話てすが
日本では、よほどの豪邸か、山奥にお住まいの方以外、大多数の人は必ず直面する問題かも、ですね。

なんとか対策をして
、楽しいピアノライフを送ってくださいね♪


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