弾けるようになった曲は何度でも弾きたくなる

大阪府藤井寺市のピアノ教室です。

10月末に発表会が終わり、また通常のテキストを使ったレッスンに戻っています。

小さい子たちはよほど発表会が楽しかったのか、未だに発表会の日の話をします(^^♪
(緊張した～～、楽しかった、おばあちゃんに「上手！」って言ってもらった、終わってからみんなでお寿司食べに行った←(笑))など。

そんなときすかさず、「発表会の曲、今でもまだ覚えてる？もう1回弾いて～」
と振ると、
「待ってました！」とばかりに弾いてくれる子(きっとお家で今でも弾いているのね)もいれば、
「え～～覚えてるかな・・・・・」と自信なさげな子も。

でも弾いてみると、最初はつっかえていてもだんだん思い出してきて、
「覚えてた～～～～！！」とニコニコ。

むしろ、発表会前よりも音がきれいに鳴るようになっていて、
聴いている私は嬉しい驚きでした！
ホールの響きを経験して、それが吸収の早い子どもは知らず知らず身についていたのですね。

レッスンが終わると「家に帰ったらパパにも聴いてもらう！」といって帰っていきました。


年齢関係なく、「弾けるようになった曲」は「何度でも弾く」のが、
能力定着の上でも、またモチベーションを上げるためにも効果的です。

子どもさんが、前にマルをもらった曲を弾いていたら、
「今の宿題の曲をしなさい」ではなく(ときに言いたくなる気持ちも分かりますが笑)、
「その曲、いいねー」と共感し、
「最初は難しかったけど、練習がんばったら弾けるようになったね」と、日々の積み重ねの大切さを気付かせてあげると、
小さい子も前向きに練習に取り組んでくれるようになります。

これはピアノだけでなく、学校のお勉強や新しく物事に取り組むときの姿勢に繋がりますね。