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A&M レッスン・スタジオ

  • 244回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.28  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  このファンタジーの第三部について、お話しています。前回、この第三部の冒頭の三小節間について、お話いたしました。たった三小節間ですが、壮絶なサウンドが演奏されます。これに続き、このオペラの第三幕で歌われるカバラドッシのあの有名なアリア「星も光りぬ」に、導かれるのですが、このアリアが歌われる前の十四小節間を、あの壮絶な... 続きを読む

    2020年12月27日

  • 243回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.27  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  前回から、この「トスカ・ファンタジー」の第三部に入りました。今回から、これについて、詳しくお話していきたいと思います。  まずはこの第三部の冒頭です。第二部の終わりでは、トスカのアリア「歌に生き、愛に生き」が終結したあと、オーケストラ・パートをピアノがアリアの余韻を残しながら、静かに演奏して、幕を閉じました。そして... 続きを読む

    2020年12月23日

  • 242回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.26  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  前回で、トスカが歌う「歌に生き、愛に生き」を中心とした、第二部のお話しが終わりました。今回から、この動画の第三部に入りたいと思います。 第三部は、この「トスカ」というオペラのクライマックスで歌われる、カバラドッシの「星も光りぬ」を中心に創られています。このアリアは、目前に「死」というものを控えた、人間のあらゆる感... 続きを読む

    2020年12月21日

  • 241回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.25  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。  前回までに、歌手の五つの音での聴かせどころを、フルートが、いかに飾りを入れながら、聴衆にアピールしていくのかを、お話してまいりました。  このように、言葉だけでは、一体どんなものなのか、よくわからないのではないかと思います。ですから... 続きを読む

    2020年12月16日

  • 240回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.24  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。  前回、フルートでも最後のEs(♭ミ)の音に到達いたしました。  歌手は、最初にB(♭シ)で延ばして喉を聞かせましたが、フルートの場合はこのB(♭シ)の音で延ばしたあといろいろなパッセージを使って、この部分に飾りを入れ、次に延ばすAs(♭ラ)の... 続きを読む

    2020年12月14日

  • 239回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.23  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。  いよいよ、フルートでも、クライマックスに突入するところまで来ました。前回、高音のD(レ)でトリルをかけていました。フルート奏者が「ここぞ!」というところまで、かけていきます。そしてこのあと、一旦音を切ります。ブレスをして、そして、歌手... 続きを読む

    2020年12月9日

  • 238回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.22  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。   歌手が喉を聞かせて音を延ばして自身のテクニックをアピールするのに対して、フルートは、いろいろなパッセージを使って、歌手に対抗してみようという試みをお話しています。  前回、中音のF(ファ)で、かなり長い間トリルをかけているところまで... 続きを読む

    2020年12月6日

  • 237回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.21  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。  前回、中音のF(ファ)から下に、D(レ)、B(♭シ)、F(ファ)まで、これらの音に、トリルをかけながら、下りてきました。そしてこのあとは、またまたトリルをかけながら、上がっていきます。上にB(♭シ)、D(レ)、F(ファ)それぞれの音にトリルをかけてい... 続きを読む

    2020年12月2日

  • 236回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.20  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。  前回、歌手が喉を聞かせて延ばすのと同じように、フルートも中音のF(ファ)で延ばしています。歌手は、この音で延ばしたあとは、最後の終結の音Es(♭ミ)にいきます。が、フルートはこのファの音で延ばしたあと、またまた細かいパッセージを使って、... 続きを読む

    2020年11月29日

  • 235回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.19  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。  前回、低音のAsから高音のGまで、ある音型を創りながら、上がってきました。そして今、G(ソ)の音で延ばしています、歌手が喉を聞かせて延ばすのと同じように。そして、そのあとは、歌手が歌うのと同じように、メロディーの音を吹きます。低音で、ソ♭... 続きを読む

    2020年11月25日

  • 234回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.18  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。前回、高音のAs(♭ラ)の音で延ばしたあと、低音の(♭ラ)の音まで、ある音型を創りながら、下りて来ました。そしてまたまた、以下のように、この音から、ある音型を創りながら、高音のG(ソ)の音まで上がっていきます。♭ラド♭ミファ♭ラ、ド♭ミファ♭ラド... 続きを読む

    2020年11月18日

  • 233回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.17 「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。フルートで、いかに歌手が喉を聞かせるかのように、演奏するかのお話をしています。  前回、低音のソの音からある音型を創りながら、As(♭ラ)の音まで到達し、この音で延ばすところまでお話をいたしました。As(♭ラ)の音で延ばしたあと、また細かいスケ... 続きを読む

    2020年11月16日

  • 232回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.16  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。フルートでの「聞かせ方」について、詳しくお話しています。前回、高音のB(♭シ)を延ばして、そのあと、5連符を創りながら、G(ソ)の音まで降りてきましたね。そして次は、この(ソ)の音から、次に歌手が喉を聞かせて延ばすAs(♭ラ)の音まで、やはりあ... 続きを読む

    2020年11月11日

  • 231回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.15  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。このアリアのクライマックスで、歌手は一音一音、音を延ばして、自らの声をアピールしました。それに対して、フルートについては、私が独自の方法を考え、次のようなやり方で演奏するように創ってみました。  まず、歌手と同じように、B(♭シ)で音を延... 続きを読む

    2020年11月9日

  • 230回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.14  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。アリアのクライマックスでは、歌手は、一音一音ずつ音を延ばしていくことによって、自身の喉を聞かせ、聴衆にアピールしてきました。ところが、これと同じ方法でフルートがやっても、歌と同じような効果は、期待できないと、私は思っています。  そこで私は、次... 続きを読む

    2020年11月4日

  • 229回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.13  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の続きです。私は、このアリアをフルートとピアノで「いかに聞かせることができるか」を考えました。そしてこのアリアのクライマックスで、トスカ(歌手)は、まずB(♭シ)の音で延ばして喉を聞かせ、次にAs(♭ラ)の音で延ばして喉を聞かせ、それからG(ソ)の音でで... 続きを読む

    2020年10月31日

  • 228回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.12 「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  オペラの第二幕で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」の部分のお話をしていましたね。トスカの歌うメロディーを、最初はピアノの右手が担当し、続くフルートに移りました。そしてここから、いよいよトスカが歌うこの「アリア」のクライマックスに、突入いたします。歌の場合ですと、一番クライマックスの音を一音延ばして... 続きを読む

    2020年10月28日

  • 227回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.11  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  第二幕のトスカとオーケストラのユニゾンを、フルートとピアノのユニゾンで語りかけるところまでお話しいたしましたね。続く、トスカが歌う部分は、ピアノの右手が担当し、左手はオーケストラの奏でる三連符を弾きます。そしてフルートは、正にオーケストラでフルートが奏でるメロディーを吹きます。  この後は、ピアノの右手が担... 続きを読む

    2020年10月26日

  • 226回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.10 「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。  いよいよ、このオペラの「第二幕」で歌われるトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」です。私は、「フルートとピアノで、いかにこの曲の真髄を、表現することが出来るか」という思いでこの部分を創りました。  まずは、オーケストラが奏でる前奏をピアノで奏でます。続くトスカのしみじみと、語りのように静かに、、そして厳かにオ... 続きを読む

    2020年10月21日

  • 225回目のブログ

    「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.9  「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの第二部の「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の内容についての続きです。  前回までに、この内容について、前奏曲、私のちょっとした創作した部分、そしてあのカバラドッシが歌う「妙なる調和」までお話をいたしました。「妙なる調和」で、フルートが超絶技巧を披露した後、スカルピアのモチーフでピアノ.パートが次へと音楽をつなげていきます。そしていよいよ、トスカが歌うあの有名なアリア... 続きを読む

    2020年10月19日


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