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新たな向上心の芽生え

 本日、ピティナピアノコンペティションの今年の最初の本選に、レポートを続けているB級の二人(SちゃんとYちゃん)を伴って行ってまいりました。
 結果は、Yちゃんがほぼ完璧に近い出来栄えながら、目標の決勝進出には僅かに及ばず本選優秀賞、並びに特別賞の受賞にとどまり、Sちゃんの方は、残念ながら若干のミス等もあり、受賞は逃す結果となってしまいました。

 以前『真剣勝負の勧め』と題したトピックスの中で、私は「目標を達成しては嬉し泣きをし、又は達成できずに悔し泣きをする、その様な熱い心を忘れないで頂きたい。」、「真剣に取り組んだ証が感動である。」という風に述べさせていただきましたが、余程悔しい思いがこみ上げてきたのか、目から熱い汗をかいている様子も見受けられました。今日まで真剣勝負をしてきた証です。

 しかしよく考えてみますと、Sちゃんにとってコンペは初挑戦であり、本選に進出できるかどうかがスタート時における最大の関心事であったわけで、そこから先の目標は当初、ほとんど考えていなかったというのが正直なところです。
 Yちゃんにしても、昨年は本選奨励賞で終わっておりますので、実際には今回の結果も、大躍進と評価することは可能です。

 それでも目から熱い汗が流れるということは何を意味しているかを考えてみますと、成長できたからこそ新たに芽生えた、今まで以上の向上心というものがそこに見られるということではないでしょうか。いい意味で欲が出てきたというか、一段ステージが上がることで、新たな目標、夢を思い描くことができるようになったという事だろうと思います。

 実は二人とも一週間後に2回目の本選が残っています。先生方の講評を拝見して、なるほどと思われる部分、発見等もありますので、ほとぼりがさめぬ内にと思い、帰宅後すぐに二人共レッスンを行いました。
 今まで以上に、さらに磨きをかけながら、最後まで諦めず、新らしい目標に向かって、是非チャレンジしていってほしいと願っています。

 真剣勝負を続けてきた結果、周りの景色もいつの間にか変わってきているのです。これが今回感じた悔しさの意味ですから、成長の裏返しだと思って理解し、残された日々も悔いのない様、私も共に成長し、精進して行くことができればと願っています。それが今回のチャレンジで最大の魂の糧を得ていく道だと信じて疑いません。

 まだまだ、この夏の熱い物語は続いていきます。どうぞご期待下さい。


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