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幸運の女神には前髪しかない

 「幸運(チャンス)の女神には前髪しかない。」という諺を皆さんはお耳にされたことがおありでしょうか。
 これは幸運(チャンス)の女神はいつでも私達のそばにいるのではなくて、一瞬にして目の前を走り抜けていくので、捕まえる為には前髪を掴むしかない、通り過ぎた後を追いかけても、後ろ髪が無いので捕まえられないという意味です。

 この諺から学ぶべきことは2つあろうかと思います。

 一つ目は、いつ幸運の女神が走り抜けていくかわからないので、成功したければ、常にアンテナをはっておくということです。幸運の女神がそばに近づいてきても、気が付かないで寝ていたのでは話になりません。又、もう一歩踏み込んで考えるならば、幸運の女神がそばを通りたくなるような人格を、普段から磨いておくことも重要ではないでしょうか。
 何か近寄りがたい人というのがありますね。何か不都合な事が起きると、すぐ人のせいにしたがるような人です。基本的に反省ができないタイプです。
 幸運の女神とは、具体的には貴人との出会いなどでしょうから、人から見て「なかなか見所のある心構えをして頑張っているな。自分に出来ることがあるならば、何とか引き上げてやりたいな。」と思って頂けるような、明るく積極的な人生観を持っていることが大切であろうかと思います。
 尚且つ不都合が生じた場合でも、その事を他人や環境のせいにせず、感謝の心を持って自らの足らざる所を反省し、自分を変えていく努力を惜しまないのであるならば、幸運の女神から好かれるであろうことは想像に難くありません。

 二つ目は、積極的で勇気を持つことの大切さです。幸運の女神を捕まえるには、後ろ髪がないために、自分に向かってきたまさにその時に、勇気を振り絞って行動するしかないのです。「また後でね。」といっても手遅れなのです。前髪を掴まない限り、後ろはないわけですから、通り過ぎてしまってはもはや手遅れなのです。チャンスは暫く巡っては来ないことでしょう。
 風が吹いている時に、帆を立てて船出しましょう。波のあるときにボードを持って沖まで行きましょう。今がその時であるならば、最後は行動に移す勇気が最も大切なのです。

 今日、ピティナピアノコンペティション浦和地区予選に、前回のトピックスでレポートさせて頂きましたSちゃんとYちゃん(B級)を連れて、再び行ってまいりました。
 Yちゃんは2つの予選を既に通過しているため、今回は本選で演奏予定の2曲で演奏検定に参加し、概ね好意的な評価を受け、演奏検定優秀賞を頂きました。
 Sちゃんは今回が2回目の予選です。様々な課題を克服し、音楽的にはかなり前進できたものの、2曲目でちょっとしたミスがあり、半分諦めムードも漂っていたのですが、ミス云々よりも、非常に音楽そのものに対しての好意的な評価を頂けた様で、予選優秀賞を受賞、2度目の本選進出を決めることができました。

 今日の所は、幸運を頂いたのではないかという気が非常に致します。しかし遠慮は致しません。改めて足元を見つめ直し、気を引き締めながらも、次は全国決勝大会へのチャレンジ、追い風が吹き始めている今、もうやるしかないという気持ちで一杯です。
 生徒2人には、今流行りの言葉を贈り、今回のレポートを締めたいと思います。
 「いつやるんですか? 今でしょ!」   つづく。


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