孤独と音楽と

曲を弾いたり聴いたりしていると、作曲家の孤独に触れた気持ちになる時があります。


彼らが何を思ってその曲を作っていたのか実際のところを知る術はありませんが、並ぶ音符のそこかしこに、孤独や生きる痛み、喜びや哀しみが織り込まれているように思うのです。



生きていくということは、楽しいことばかりではありません。
胸が潰れてしまいそうなほどに悲しいこと、晴れない悩み、実際に痛みを感じてしまうほどの辛さ。
経験していない人はいないと思います。


大人になればなるほど音楽に深く感動できるのは、音符に織り込まれた作曲家の想いが、
心の古い傷、新しい傷に反応するからなのではないでしょうか。


できるならば悲しいことは起きてほしくありませんが、
人生の楽しいことばかりに価値があるかというと、そういうわけではないと思います。


生きる痛みは、感動を深くしてくれる種のように思うのです。

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