ピアノを習わせてくれてありがとう！は２０年後かもしれない

尾花沢市・東根市ピアノ教室
早坂希望（はやさかのぞみ）です。




こんな話を聞くことがあります。





「ピアノをやめたい」と本人が言ったからやめたのに

その２０年後

「どうしてあの時続けさせてくれなかったんだ」

と言われた。




こんな話です。





親としては、本人の意思を尊重した選択だった。




だけれども、時が経つにつれ

「ピアノを続けていれば良かった」

と言い出したはずの本人が思ってしまう。




もしくは、

「やめたいなんて言った？」

と覚えていないパターンも。










ピアノを続けていれば・・・

♪今頃ピアノが弾けていたのに

♪好きな曲を楽しめていたのに

♪子供と一緒に弾けたのに

♪もっと頭が良くなっていたかもしれないのに

♪集中力がついたかもしれないのに

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いろんな理由があるでしょうが

最近は特に、脳科学とピアノの関係を耳にすることが増えたり

ストリートピアノが身近になったり

そんな影響もあるでしょう。







また、

一時の気持ちの揺れでやめてしまったことへの「後悔」もあるかもしれません。










ピアノって、長く続けられる習い事だけに

その間にはいろんな波があります。





ピアノに向かうのが楽しい時、苦しい時、

他のものに興味が移るときもあって自然です。





時間的に練習ができなくて

「練習しないならやめなきゃ（やめなさい）」

このパターンもあるでしょう。








ピアノを４０年近く続けてきて思うのは

ピアノの恩恵はその時だけではない

ということです。




その時その時で、自信に繋がったり

楽しさがあったりしますが

もっと大きな影響って、その先にあります。




でもそれにはその時は気がつけない。

後になってみないとわからないし

続けてみないとわからない。





私が「ピアノに助けてもらってたんだ」と気がついたのは

３０歳を過ぎてからです。




心身ともに大波に揺さぶられている時にも

その波をなんとかでも乗ってこられたのは

陰ながらに支えてくれたピアノがあったからだと

今になって思います。








だから、一時の気持ちの揺れで決めないでほしい。

少しでも考える余地があるなら

２０年後の視点から見てほしい。





ピアノが隣にある人生は

その人を支える杖が一本増えるということ。

それも、優しくて強力な杖です。





続けられるか不安になった時には

いつでも相談してほしい。




やる気がなくなった

練習時間が取れない

他のことに興味が出てきた

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先生に言ったら悪いかな、なんてことはないんです。

たくさんのパターンを知っているからこそ

お話できることがあります。




優しくて強力な杖

見えないところで

支えてくれますよ♡








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