昔話
和歌山市北出島でピアノ教室をひらいています。
昔、出稽古をやっていた。
男の子(小学生)で可愛く面白い生徒の話。
四分音符を2分割、3分割したものを
両手で弾く曲をやっていて
彼は難しかったみたいだった。
両手が合うのは拍頭部分だけです。
彼は、しばし考えて
「先生!こーゆーことか?」
ちょうどそのお家はメトロノームが
二つあった。
♩=60
1分間で打つ回数→速さ
右手を120
左手を180にして2つのメトロノームを
同時に動かし、それに合わせる。
私「そーいうことやなっ!でもねー
それに合わせることは非常に難しい、
いや、もっと難しくなると思う」
そりゃそーだ。だってガチャガチャ鳴ってるし
ごちゃごちゃになる。
しばし、格闘していたが途中で諦め
1拍の感覚を持ち分割する練習に戻る。
思考と閃きは大切だ。
練習も工夫だ。
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