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読譜力を伸ばすために大切にしていること(2)

ご無沙汰しています。少し間が空いてしまいました!

さて前回は、読譜力とは何かについて書きました。
今回は、本題。
タイトルの『読譜力を伸ばすために大切にしていること』について。

それは、『無言の時間』です。

えっどういうこと?レッスンの時間は、先生が生徒さんにアドバイスをするものではないの?

そう思われた方もいらっしゃるかと思います。
確かに演奏や弾き方に関しては、こうだよ、ああだよ、と色んな声掛けをして、注意を促し、よりよい演奏ができるようアドバイスしたり、お手本を見せたりします。

と同時に、読譜に関しては

(楽譜を見ながら)
『心の中でドレミで歌ってみて、最後までいったら教えて』
『この音何かな?よーく観察してみて』

という声掛けもするのです。

すると、生徒さんは楽譜とジーっとにらめっこ。
その時間ほんの30秒くらい。
でも、ハッとするような静かな『無言の時間』です。
生徒さんが集中して考える、大切な瞬間。

音が違う、この音は○○だよ、と言ってしまうことは簡単ですが、
それだけだと、おうちに帰った時に『先生がいないとできない~読めない~わからない~』となってしまうことがあります。

『無言の時間』のあと、『読めた!わかった!』となれば、万々歳ですし、
あともう1歩!惜しい、となったら、『ここまではできたね、そのあとはこういう風に考えたら、もっと早く読めるんじゃない?』と読譜の際の考え方のコツをアドバイスします。

私がお伝えしたいのは、先生がいなくても、楽譜から音楽をひも解いていける力。
一人で考え読んでみる経験を、まずは教師が横で見守っている環境ですることで、
『自分で考えて読めたね!できたね!』と一緒に喜び、自信に繋げたい。

そんな想いで、『無言の時間』を大切にしています。


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