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ピアノを弾くということは(脳科学的にみて)

今日はアメリカのバイオラ大学の河村まなみ先生に教えていただいている

『ハーバード流 育脳ピアノレッスンの教科書』

より

ピアノを、弾くということは
どういうことなのか?
脳の中でなにが行われているのか? 

についてお伝えしたいと思います。





↓は Geir Olve Skeie, 神経科医による

流れ星A Piano Lesson for Life – Changing the Brain through Music
ピアノで生涯学習~音楽を通して脳を変える

・脳が音を解釈する不思議
・パーキンソン病患者と音楽療法
・治療のためのピアノ訓練
・ピアノの効能

についてです。


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バイオラ大学 河村まなみ先生に翻訳していただいた動画の翻訳の一部を紹介します。

⭐︎ピアノを弾くという行為は、高度で多種多様な能力を必要とします。

まず楽譜を読みます。

音を 読んで、指の動きに変換し、それを両手で行います。
その努力が正しく音に反映されているか 確認します。

視覚、読解力、計画力、運動機能、聴覚機能、つまり脳全体を活用するのです。

この動作を練習で繰り返すことで、心にとってはご褒美機能が働き、 脳にとっては脳内神経ネ ットワークを構築することになるのです。

さらに 音楽家の脳は神経科学者にとっては贈り物のようなものです。

長期間の専門的な楽器の訓練を受けた人達の脳は、音楽が脳にとっても 贈り物だということを表しています。

こういうわけで、音楽家の脳は神経科学者にとっては贈り物のようなものです。

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↑この図の黄色い部分が音楽家の聴覚野ですが、高性能にできていて、 音楽だけでなく言葉の処理にも優れています。


2つの大脳半球をつなぐ橋である脳梁は一般人より大きくて強いです。

オレンジ色で示されている部分です。

手の機能ももちろん高性能です。
手の動きを司る脳の部 分は、一般人より大きく、繊細な動きに 対応することができます。

音楽の訓練を受けた子供や 青年達は学業成績が良いことが多く、 IQ テストや記憶力テストも同様です。

また音楽創造は痴ほう症予防になり、脳の高齢化を遅らせる働きもあります。

ですから、私は皆さんに、脳に良いことをしてあげて下さいと勧めます。

そうすれば、脳もあなたに良くしてくれます。
コンピューターの中にもピアノの機能が入っていますよね。

それで 自分なりに始めてくれても良いです。 脳はその音楽を喜んでくれるはずです。



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ピアノを弾くということは?
ピアノの練習、演奏で行われていることは?



⭐︎大譜表(上段にト音記号下段にヘ音記号を組み合わせた2段の譜表)を見て、膨大な量の情報を読み、分析する。


⭐︎適切な感情、状況、音のイメージなどを頭に描く。

⭐︎10指を違う方向に高速で動かす。


⭐︎指は正確に鍵盤の場所を捉え、出したい音のために更にコントロールする。


⭐︎体全体が指の動きをサポートするために動く。


☆練習では、この動作の一つ一つを決定づけ、記憶する。


☆演奏では、記憶を呼び覚まし、適切に音を出し(現在)、出た音を分析(過去)、次に出す音を瞬時に考え、修正(未来)する。


☆この動作と感情表現をまとめて、連続して行う。


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ピアノの練習で自然と身についたことでピアノを演奏している時はこのようなことをいちいち考えながら演奏していませんが、

ピアノの演奏は
指や全身を使い、とても繊細で沢山の動き、脳への働きかけをしています✨✨


そして、基礎から丁寧に学んでいけば、
どなたでもピアノは弾けるようになります✨✨


音楽は人生に豊かな彩を与えてくれます。
そして更に 脳にも良い影響があるということは素晴らしいですね✨✨


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