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リベラルアーツについて

神戸市西区 西神中央 糀台のピアノ教室
ピアノdeクボタメソッド認定教室の
ピアチェーレピアノ教室です♫



今日はアメリカのバイオラ大学にて講師をされている 河村まなみ先生のお話の中で特に心に残った

リベラル・アーツについて書きたいと思います。


リベラル・アーツとは日本では 

一般教養や教養学ととらえられがちですが、

河村まなみ先生のお話では、

リベラル・アーツとはギリシャ・ローマ時代に生まれた理念であり

リベラルアーツ教育とは

「人が持つ必要がある実践的な知識・学問」


リベラル・アーツ=全人格的教育

ととらえられるべきものだそうです.。.:*☆



なぜ欧米諸国では
総合大学の中に音楽学部があるのか?



それは大学(コロンビア大学、ニューヨーク大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、イェール大学など)

がリベラル・アーツ教育を目指しているからです。




リベラル・アーツの起源は、中世ヨーロッパの知識人が 

文法・倫理学・修辞学・算術・幾何学・天文学・音楽

の7分野の学問を修め、人間観・世界観を養うための基礎としたことに遡ります。

バランスの取れた人格形成を目指す全人格的教育キラキラ
そのような理由により、欧米では総合大学に音楽学部があるそうです。





私の母校もリベラル・アーツを教育理念の柱にしている学校で


英語名は 

Doshisha Women’s College of Liberal Arts (D.W.C.L.A.) と されています。



学生時代もリベラルアーツという言葉は何度も耳にした言葉で 


なんとなく理解はしていたつもりですが 

リベラルアーツの本当の意味やその素晴らしさを当時は深く考えたことは無く

今 自分が母親になり、改めてこの欧米でのリベラルアーツ教育の素晴らしさを再認識しています.。.:*☆





金澤正剛著『中世音楽の精神史』によると

リベラルアーツとは、自由七科とも呼ばれ、


言語に関わる3科目(文法・修辞学・弁証法)と


数学に関わる4科目(算術・幾何・天文・音楽)


があり、 音楽は後者(数学に関わる)に属しているそうです。



音楽は幾何や天文学と同じく数の論理で説明されるもので、古代ギリシャ思想を源流とした、キリスト教的世界の調和を象徴していた。



中世の大学においてはこの自由七科の要素を引き継いだ教養学が教えられており、


音楽の授業では専らこの理論書が使われていたそうです。


私は音楽が数学に関わる4科目に含まれていることには驚きましたが、

先日お話しした 

音楽を学ぶと数学が得意になる・・・ 

という論文にも納得できます。

日本でも本当の意味での 

音楽 リベラル・アーツ教育がもっと一般的になれば良いなぁと思います♫


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