574回目のブログ

「私のことーピアノを弾くことー音楽と向き合う時は？　などなど」Vol.364

　「いかにテクニックを身に付け、それを向上させていくのか」について、お話をしています。
　私自身についての続きをお話いたします。
　私自身のテクニックを維持して、それを向上させていくために、毎日ピアノに向かって励んでいます。今日もまた、私自身が決めた私自身のルーティーンに従って、練習を進めていきたいと思います。
　目下のところ取り組んでいる、モーツァルト作曲ピアノ四重奏ト短調の第一楽章の練習をしていて、とても思うことがあります。それは何かと言うと、自分の目指していること、あるいはその音なりそれを表現することについて、今までよりも、素早く、そしてその完成度が高くなっていることを強く感じます。とても嬉しいことです。これはたぶん、間違いなく「私自身のテクニックを維持して、それを向上させていくための練習」の成果ではないかと思っています。毎日毎日、基本的な練習に取り組んで、それに明け暮れています。「また今日も、やらなければならないのか…」とうんざりしてしまうこともあります。が、思い直して、毎日毎日頑張っています。でもこんな中、「この練習の取り組みの成果が現れている」ということを実感する時、「ああ、頑張ってきて本当に良かったなあ」と強く思います。