316回目のブログ

「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は？　などなど」Vol.106

　「いかに楽器のテクニックを身に付け、それを向上させていくのか？」について、お話ししています。
　私自身のことについての続きをお話しいたします。
　私は、手が小さいです。その上、指も短く、指があまり拡がりません（でした）。和音を掴むことが、とてもとても苦手で、いつもいつも苦労を重ねていました。でも、これから先も、ピアノを弾いて行くためには、何とかしてこの問題を解決させなければならないという観念に苛まれて、止みません（でした）。そこで、とりあえずは、物理的に指を拡げようということで、いつもいつも常に、指のストレッチを始めました。片方の手が手伝って、もう一方の手の指を拡げるストレッチを始めました。以前からも常にやっては参りましたが、それよりもさらに、苛酷に指を拡げています。こんな事を改めて思い、それに取り組んでいると、思っていたよりも、結構効果があるんですね。相変わらず、私の指と指の間にある「水搔き」は、たっぷりと以前同様に、存在しています。が、その「水搔き」の部分に柔軟性が出てきて、以前よりも指が拡がり易くなって参りました。