287回目のブログ

「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は？　などなど」Vol.77

　川崎市麻生区主催の「トワイライトミュージック」について
　　今回も私共は、6月17日（木）17時より、麻生区役所ロビーにて開催される「トワイライトミュージック」への出演が決まっております。
　　その内容について、前回より詳しくお話しさせていただいております。
　　第二曲目は、草川信　作曲（野田輝行　編曲）「夕焼け小焼け」を演奏いたします。「トワイライト」と言えば、眞に夕暮れですので、この「夕焼け小焼け」が相応しいと思いプログラムの第二曲目に、入れました。
　　この「夕焼け小焼け」も、野田輝行編曲ということで、さすがに聴き応えのある作品に仕上がっております。三つの部分から成り立っております。感動的なピアノの前奏に導かれ、まずは、フルートが低音で静かにメロディーを奏でていきます。それに続き、ピアノはドラマティックに間奏を奏でていきます。そして、フルートとピアノによる、次の第二部への橋渡しのような部分を経て、いよいよ第二部に突入です。この第二部は、とても動きのある音楽に仕上がっております。終始ピアノがメロディーを奏で、フルートは、上がったり下がったりの細かいパッセージを吹き続けております。そして、また次の第三部を導くピアノのまるで号令かのような音でフルートと共に、第三部へ突入いたします。最後のこの部分は、フルートとピアノにより、高らかにそして、大らかに再びメロディーを奏でていきます。その後、もう一度メロディーを奏でるところでは、少しテンポを速めて、ピアノの伴奏形にも動きを持たせ、さらにダイナミックな形になっております。最後は、静かにお互い奏で合い、曲が締めくくられます。