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251回目のブログ

「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.35

「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。
 このファンタジーの第三部について、お話しています。カヴァラドッシのアリア「星も光りぬ」の前半、フルートはピアノとユニゾンでメロディーを奏でながら、間で細かいパッセージを入れてこのメロディーの切なさを、より高めています。ひとフレーズが終わると、フルートはソロで、さらに下降のパッセージで哀しみを表し、次に4つの塊、4つの塊、4つの塊で上に上がって、さらに、6つの塊、6つの塊、6つの塊でさらに上に上がって、例のあの伴奏に導かれます。これだけ、これでもか、これでもか、としつこくパッセージを繰り返すのを聴いていると、いつの間にか、死を目前に控えた「人間」の切なさに、私たちも同感してしまいます。そして、どうすることもできない哀しみの世界へ、いつの間にか、私たちも落とされてしまいます。
 


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