能を鑑賞してきました~♪
知人の方が、能の発表会に出演するとゆうことで、渋谷のセルリアンタワーホテルにある能楽堂に行ってきました。
今回で2度目。
コロナ禍とゆうこともあり、久々でしたが、やはり独特な雰囲気に気分も高まります。
ホテルの地下に降りていくと、和の雰囲気漂う廊下を抜けて、能楽堂の入口へ辿り着きます。
天井ギリギリまである舞台は圧巻です。
私が見に行ったのは、お稽古事として頑張ってきた成果を披露する場。発表会のようなものです。出演者はご年配の方が多いです。
プロの方が囃子方として混ざっていたりするので、発声の迫力が違って、プロの凄さが素人ながらにわかります。
能は日本古来から伝わる伝統文化であり、日本の雅楽やうた、舞踊に触れる貴重な体験です。
今回、私が見た演目は『隅田川』。
ストーリーは…?
一般に狂女物は再会→ハッピーエンドとなるそうですが、 この曲は春の物狂いの形をとりながら、たった一人の息子の梅若丸を人買いにさらわれ、京都から武蔵国の隅田川まで流浪し探してるうちに、愛する息子の死を知った母親の悲嘆を描く作品。
実際、ストーリーを知ってから見ても、何をうたっているかは、もっとお勉強しないとわからないところもありますが(笑)。
独特な節回しや謡い方に、なにか規則があるのだろう、とは思ってはいましたが、調べてみると、能の世界にも、西洋音楽と同じようにリズムの種類も様々で、音程があり、強弱や強拍弱拍、速度などがあって、抑揚がつけられているのですね〜。
また、舞台上での人の配置や、シテ、ワキ、囃子など役割もあり、そのあたりも、調べてみると面白いです。
ワキはシテを引き立てるようにしないといけない、とか、色々あるみたいです(笑)。
なかなか日本の伝統芸能に触れる機会も少ないと思いますが、歴史を辿り、その世界を少し覗くだけでも奥深さがわかります。
能の謡本です。
こんな譜面を見ながら謡ってるなんて、素晴らしいです!!長年の練習の賜物ですね~♪
ジャンルは違えど、たくさんの刺激をもらえた貴重な一時でした。
私も頑張らねば!!
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