ピアノの上達の秘訣

★うまくなる人、そうでない人

ピアノは音感や才能は、必ずしも必要ではありません。
「私はカラオケも歌えないし、絶対音感もないし」
と嘆くことはありません。

これまで30年間、いろんな生徒さんにピアノレッスンを提供してきましたが、上達していく人の特徴で、最も大切なのは、

　　「ピアノを弾いてみたい！」
　　「とにかくピアノが好き！あこがれ。」

という気持ちです。

小さい子どもさんの例ですが、抜群の音感をしていて歌が上手。
だけど、ピアノに全然興味がわかない。
やがて芝居に興味が出て、ミュージカルの道に進んだ、
そんな例もあります。
音感イコール、ピアノの上達に結びつかなかった場合です。

また、高齢の方で「小さい頃からずっとピアノが憧れだったけど、習う機会がなかったの。」
と、決して手先が器用でない、歌も声が出ない、絶対音感もない、そんな人も、白髪まじりの「今からが青春！」と、ゆっくりゆっくりですが大好きなショパンを目標にレッスンに通われている例もあります。
10年間ほとんどレッスンを休んだことがありません。
よく知られているクラシック曲は、ひととおりマスターしてしまいました。

好きこそものの上手なれ、です。
興味があれば自然とピアノの前にすわり、練習したくなります。