発達障害児のピアノレッスン

★発達障害の人でもピアノを弾くことは可能

発達障害は、生まれつきの脳の仕組みの片寄りです。
種類は、
ADHD（注意欠陥多動障害）、
自閉症（アスペルガーを含む）、
広汎性発達障害、
LD（学習障害）

等があり、重複している場合もあります。

これまでのピアノレッスンの中で、発達障害をお持ちの方も、楽しくピアノを弾いておられるケースがたくさんあります。
個人差があり、人指し指だけで楽しむ場合もあれば、かなり高度なピアノ曲を弾きこなす例もあります。

ただ、これは障害をお持ちでない方にも言えることですが、「ピアノが好き」かどうかが、弾けるようになる鍵です。

障害をお持ちの子どもさんで、素晴らしい演奏をされるケースがあり「うちの子どもも是非」と考える親御さんもおられますが、そもそもピアノに興味がなければ弾けるようにはなりません。

また、音楽に興味があって習い始めたけれど、歌を歌ったり、音楽を体で感じて踊ることに興味が広がる例もあります。

ピアニストにするためにレッスンするのではなく、人生を豊かに潤すために、ピアノという機会があると考えていただいたら良いと思います。