これが、390年前の文章? 今の日本そのまま!
外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。
最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、
感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、
必需品を買い漁り、そして医療危機。」
これってまるで今の日本ですよね!
なんと390年前のペストがイタリアに流行った時の
物語の一節だそうです。
ピアニスト 黒田亜樹さんの
FBで紹介されていたものです。
「ボン先輩は今日もご機嫌」
というブログの一節です。
心から賛同しましたので、
ご紹介します。
これは、イタリアの休校になった学校の
校長先生が
生徒さん向けに出されたお便り。
最初に117世紀のミラノを襲ったペスト感染の状況を語るマンゾーニの名著”許嫁(I Promessi Sposi)”の引用から始まっています。
それが最初に書いた文章。
「外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、必需品を買い漁り、そして医療危機。」
まるで、今の日本と同じ。
390年も前のお話なのに!
そして続きます。
親愛なる生徒たち。
規則的な学校生活は市民の秩序を学ぶためにも必要です。
休校に至るには、当局もそれ相応の決断をしたのでしょう。
専門家でもない私は、その判断の正当性を評価することも、また評価できると過信もしません。
当局の判断を信頼し、尊重し、その指示を注意深く観察して、そして君たちには次のことを伝えたいと思います。
冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれないでください。
基本的な対策(手洗いうがいなど)を怠らず日常生活を続けてください。
この機会を利用して散歩をしたり、
良質な本を読んでください。
体調に不備がなければ家にこもっている理由はありませんが、
スーパーや薬局に殺到しマスクを探しに行く理由もありません。
マスクは病気の人に必要なものです。
そう、この機会を利用して、
良質な本を読んだり、
ゆったりと
ピアノの弾いてみてください。
パニックになるばかりでなく、
時間がたっぷりある
今を大切にしましょう。
感染の広がりが速いのは、発展した文明の結果です。
それを止める壁がないことは、数世紀前も同様で、ただその速度が遅かっただけです。
このような危機における最大のリスクについては、マンゾーニ、そしてボッカッチョが、私たちに教えてくれています。
それは、人間が作る社会が毒され、市民生活が荒れること。
目に見えない敵に脅かされた時、人間の本能は、あたかもそこらじゅうに敵がいるかのように感じさせ、私たちと同じ人々までもを脅威とみなしてしまう危険があります。
14世紀と17世紀のペスト流行時とは異なり、現代の私たちには確実で進歩し続ける医学があります。
社会と人間性、私たちの最も貴重な資産であるこれらを守るために、文明的で合理的な思考をしましょう。もしそれができなければ、”ペスト”が勝利してしまうかもしれません。
「何よりわが校は、かつてミラノ伝染病患者収容施設のあった地区の中心に建っているのですから!」
では、学校で君たちを待っています。
本当に素晴らしい文章で感じ入りました。
そうです。
どうしようもないことが起こり、
生徒さんたちにも
たっぷりの時間が生まれました。
この機会に
ゆっくり好きなピアノ曲を弾いて楽しむのも
いいかもしれませんね。
岡野教室では
レッスンを途切らすことなく
オンラインレッスン
動画レッスンも
行うことにしました。
4月から若干の生徒さんを
募集しています。
現在は体験レッスンは募集していませんが
コロナ肺炎が終息し
落ち着きましたら
再開いたします。
最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、
感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、
必需品を買い漁り、そして医療危機。」
これってまるで今の日本ですよね!
なんと390年前のペストがイタリアに流行った時の
物語の一節だそうです。
ピアニスト 黒田亜樹さんの
FBで紹介されていたものです。
「ボン先輩は今日もご機嫌」
というブログの一節です。
心から賛同しましたので、
ご紹介します。
これは、イタリアの休校になった学校の
校長先生が
生徒さん向けに出されたお便り。
最初に117世紀のミラノを襲ったペスト感染の状況を語るマンゾーニの名著”許嫁(I Promessi Sposi)”の引用から始まっています。
それが最初に書いた文章。
「外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、必需品を買い漁り、そして医療危機。」
まるで、今の日本と同じ。
390年も前のお話なのに!
そして続きます。
親愛なる生徒たち。
規則的な学校生活は市民の秩序を学ぶためにも必要です。
休校に至るには、当局もそれ相応の決断をしたのでしょう。
専門家でもない私は、その判断の正当性を評価することも、また評価できると過信もしません。
当局の判断を信頼し、尊重し、その指示を注意深く観察して、そして君たちには次のことを伝えたいと思います。
冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれないでください。
基本的な対策(手洗いうがいなど)を怠らず日常生活を続けてください。
この機会を利用して散歩をしたり、
良質な本を読んでください。
体調に不備がなければ家にこもっている理由はありませんが、
スーパーや薬局に殺到しマスクを探しに行く理由もありません。
マスクは病気の人に必要なものです。
そう、この機会を利用して、
良質な本を読んだり、
ゆったりと
ピアノの弾いてみてください。
パニックになるばかりでなく、
時間がたっぷりある
今を大切にしましょう。
感染の広がりが速いのは、発展した文明の結果です。
それを止める壁がないことは、数世紀前も同様で、ただその速度が遅かっただけです。
このような危機における最大のリスクについては、マンゾーニ、そしてボッカッチョが、私たちに教えてくれています。
それは、人間が作る社会が毒され、市民生活が荒れること。
目に見えない敵に脅かされた時、人間の本能は、あたかもそこらじゅうに敵がいるかのように感じさせ、私たちと同じ人々までもを脅威とみなしてしまう危険があります。
14世紀と17世紀のペスト流行時とは異なり、現代の私たちには確実で進歩し続ける医学があります。
社会と人間性、私たちの最も貴重な資産であるこれらを守るために、文明的で合理的な思考をしましょう。もしそれができなければ、”ペスト”が勝利してしまうかもしれません。
「何よりわが校は、かつてミラノ伝染病患者収容施設のあった地区の中心に建っているのですから!」
では、学校で君たちを待っています。
本当に素晴らしい文章で感じ入りました。
そうです。
どうしようもないことが起こり、
生徒さんたちにも
たっぷりの時間が生まれました。
この機会に
ゆっくり好きなピアノ曲を弾いて楽しむのも
いいかもしれませんね。
岡野教室では
レッスンを途切らすことなく
オンラインレッスン
動画レッスンも
行うことにしました。
4月から若干の生徒さんを
募集しています。
現在は体験レッスンは募集していませんが
コロナ肺炎が終息し
落ち着きましたら
再開いたします。
tel:080-3152-9931
「ピアノ教室コムを見て」とお伝えください
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