思い出の向こう側から・・・

つくば市のアルスホールで
行われる
ソロフェスタ

今回は
星野富弘 詩/　新実徳英 曲
「花に寄せて」　から　3曲
歌います。
その中の1曲

ねこじゃらし

思い出の向こう側から　　
一人の少年が走ってくる
あれは白い運動靴を　　　
初めて買ってもらった日の
私かも知れない
白い布に草の汁を飛び散らせながら
あんなにも
　　あんなにもうれしそうに
今に向かって　
走ってくる

この歌を歌うと
涙がこぼれそうになります。

体操の先生で
授業中に
頚椎骨折で
下半身不随になられた
富弘さん。

子供のころ
野っ原を走り回っている
自分
新しい運動靴を買ってもらって
思いっきり
嬉しそうに
走っている！

子供の自分は
動けなくなった
この今に向かって
一生懸命
走っているのだ・・・

子供って
どんな未来が待っているかなんて
御構い無しに

思いっきり
走っているのですね。

この歌を
歌いながら
すべての子どもたちに未来が
明るいように！
と
願わずにはいられません。