人生最後の音楽会　緩和ケア病棟での「小さな音楽会」でした。

川崎市中原区平間・守谷市みずき野　岡野ピアノ＆Voice教室の
岡野雅代です。
今日もご覧くださってありがとうございます✨
つくばの病院の緩和ケア病棟でのボランティアコンサートです。
元川崎社会保険病院でのホスピス病棟で、ボランティアコンサートを始めてやがて16年になります。

コンサートの時間は30分弱ですが
曲を選び、楽譜を揃え、
ピアニストに送り、
練習し、覚える・・・
それなりに、準備がかかります。
音楽には、人を癒す力がある。
その音楽を聴いていた時代に戻り、
そして自分の人生を振り返る
きっかけにもなり得ます。
今回は、3月ということで
懐かしい春の歌
「どこかで春が」「春の小川」・・・
東日本大震災のあと、歌われることの多くなった
どこか懐かしさのただよう曲
「小さな空」
あまり耳慣れない曲ですが、
「嫁ぐ娘への子もりうた」
をいれてみました。
”おやすみなさい　私の娘よ
せめて　嫁ぐ前の夜は　
私の子守唄につつまれて
心静かに　おやすみなさい”

娘を持った方なら身につまされる歌詞
です。

嫁ぐ娘への子守唄
のことはまた後日書きますね。

緩和ケア病棟のコンサートほど
お客様の予想が全くつかないところは
ありません。

今回のプログラムが
喜んでいただけるように、
精一杯演奏してきます。

音楽は人の心を癒してくれます。
心の思いが時代を遡ります。