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俳句100句暗唱はなぜいいのか?

俳句の暗唱がお子さんの成長に
素晴らしい働きをするのは・・・
中嶋嶺雄先生の本から
引用してお伝えしますね。

・・・・・・・・
かつての学校教育では市の暗唱や朗読は
よく行われていました。
今忘れられている方法にこそ、教育の原点があります。

スズキ・メソードの小林一茶俳句の暗唱は
「暗記と反復(暗唱)」ですが、
まず暗記してそれを反復することによる積み重ねてで進歩し
毎日それを続けることで進歩が蓄積されていきます。

暗記も簡単なことではなく、
毎日の積み重ねこそが肝心です。
・・・中略・・・
俳句は型が決まっていますから
暗記しながら日本語を鍛錬するのに非常に適しています

(中嶋嶺雄著 世界に通用する子供の育て方 より抜粋)
・・・・・・・

生徒さんたちと100句表にシールを貼りながら
暗唱をやっています。

1歳ちょっとから俳句暗唱をやっていたYくん
2歳になってお話ができるようになった時は
自然に俳句がでていました。

美しい日本語の集まりの俳句
ぜひオススメです。

小林一茶俳句 100句

1    猫の子の ちょいと押さえる 木の葉かな
2    蕗の葉に 飛んでひっくり 蛙かな
3    草の葉に かくれんぼする 蛙かな
4    日本は 這入口から 桜かな
5    ぶらんこや 桜の花を 持ちながら
6    雪とけて 村いっぱいの 子どもかな
7    初雪や 一二三四 五六人
8    やせ蛙 負けるな一茶 これにあり
9    大仏の 鼻から出たる つばめかな
10    鶯や ちょっと来るにも 親子連れ

11~20
11    春雨や 猫に踊りを 教える子
12    口あけて 親待つ鳥や 秋の雨
13    這え笑え 二つになるぞ 今朝からは
14    渋柿と 鳥も知って 通りけり
15    柿の木で あえと答える 小僧かな
16    やれ打つな 蝿が手をすり 足をする
17    朝顔の 数える程に なりにけり
18    夜の雪 黙って通る 人もあり
19    うまそうな 雪がふわり ふわりかな
20    紫の 袖にちりけり 春の雪

21~30
21    三日月や ふわりと梅に 鶯が
22    わんぱくや 縛られながら 呼ぶ蛍
23    春風や 牛に引かれて 善光寺
24    大井川 見えてそれから 雲雀かな
25    ゆうぜんと して山を見る 蛙かな
26    大蛍 ゆらりゆらりと 通りけり
27    子を負うて 川越す猿や 一しぐれ
28    年とえば 片手出す子や 衣更
29    鶯が ちょいと隣の ついでかな
30    馬の子や 横にくわえし 草の花
31~40
31    雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る
32    団栗の 寝んねんころり ころりかな
33    名月を 取ってくれろと 泣く子かな
34    木曽山に 流れ入りけり 天の川
35    茶の花に かくれんぼする 雀かな
36    我と来て 遊べや親の ない雀
37    春雨や 雀口あく 膳の先
38    梅咲けど 鶯なけど 一人かな
39    のみの跡 数えながらに 添え乳かな
40    うつくしや 障子の穴の 天の川

41~50
41    菜の花や かすみの裾に 少しずつ
42    ちょんぼりと 富士の小脇の 柳かな
43    涼しさに ぶらぶら下がる 毛虫かな
44    足元へ いつ来たりしよ かたつむり
45    霜がれや 米くれろとて 鳴く雀
46    雪とける 解けると鳩の 鳴く木かな
47    おらが世や そこらの草も 餅になる
48    たのもしや てんつるてんの 初袷
49    つく羽根に 転びながらに 一つかな
50    信濃路や 山の上にも田植笠



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