やっと再開！日本歌曲ゼミナール

4月からお休みになっていた
瀬山詠子先生主催の
日本歌曲ゼミナール。

緊急事態宣言解除を受けて
アスピアホールも再開しましたので
6月13日は今のところ
実施される予定です。

今の課題の作曲家は
山田耕筰。

朝のドラマ「エール」で
志村けんさんが演じていた
モデルの山田耕筰。

多少のフィクションはあるかもしれませんが
大変興味深くドラマを見ています。

山田耕筰は日本歌曲の原点のような気がします。
今回私は

母のこゑ
中国地方の子守唄
（これは祖母がよく歌ってくれていた懐かしい曲です）
曼珠沙華
からたちの花

どの曲もキーを下げて歌うことにしました。

瀬山先生は私よりも
20歳年上。
私よりも
しっかりした声で
ご自身が積み重ねていらした
日本歌曲のことについて
惜しげも無く
詩人の思いが正しく伝わるように
歌うにはどうすればいいのか
的確に
ご指導くださいます。

現在
こうして歌えること
レッスンを受けられることの幸せを
忘れないように。
「人は不幸には敏感で
幸せには鈍感なものです」
という
日野原先生のお言葉が
今回のことでよく分かりました。

コロナ禍は
いろんなことの
原点をあぶり出してくれています。