「芸術手記」本選の日程と課題曲/反田・小林さんは？/国際ショパンコンクールから！

◆埼玉川口/蕨/戸田/ミューズ林田ピアノ教室です。

Welcome。。。。。。。。。。。。。


国際ショパンコンクール/本選。

10月18/19/20の３日間で本選が始まります！



これはワルシャワの現地時間ですから

日本時間ですと真夜中の開始になりますね！

せっかくのライブ配信ですがちょっと大変かなぁ～～？



本選12人のスケジュールが発表されています。

総て日本時間です！



◆◆課題曲はピアノ協奏曲１番か２番のどちらか。


●ピアノ協奏曲２番：

番号は２番ですが、１番より先に作曲されています。

若干20才の時の作品。



メロディーラインはショパン特有の甘美で

人気がありますが、１番に比べて時間も短く、

内容的にも未熟な部分が残されているとも言われています。



●ピアノ協奏曲１番

番号は１番ですが、

1830年に２番よりも後に作曲されています。



時間も２番よりも長く、

作品内容も２番に比べて円熟していると言われています。



この様に「課題曲」を選ぶ所から、

「審査」に影響するとも言われています。



技術的な部分やより円熟した内容を

「自己表現」した方がコンクールの審査には

「有利」との見解もあります。



はたして本当なのかは？知る由もありませんが、

同時に「課題曲」を表現するピアノ選びも

コンクールでは大きな要素になる事も事実なのです。



◆◆ピアノは、

スタインウエイ（２機種在り）／シゲル・カワイ/

ファツィオリ/ヤマハ　の、４メーカーから選ぶ。


◆10月19火曜日　午前1:00～

　３番目に反田さんが登場です。

　ショパンピアノ協奏曲　１番

　スタインウエイ479　使用

第１グループは４人全員、協奏曲１番を選んでいます。



◆10月20水曜日　午前1:00～

第２グループでは

課題曲１番　2人

　　　２番　2人　　



カワイ　２人

ファツィオリ　１人

スタインウエイ479 １人



◆10月21木曜日　午前1:00～

小林さんは午前1:00～　１番目です

課題曲は　１番

スタインウエイ479



第3グループでは

課題曲　１番が３人

　　　　２番が１人



カワイ　１人

ファツィオリ　１人

スタインウエイ479 ２人



◆◆12人の本選時の年齢は？

●17才　　３人

　中国/ロシア/カナダ

●日本からの

　反田さん　2７才/小林さん　26才



17才が３人も本選に進出するのは

将来性も考慮されているのでしょうか？



それにしても「世界３大コンクール」の１つに、

本選まで残る事自体、



「技術」はもちろんの事、

作品を表現する「表現できるだけの精神的」な要素も

「持ち合わせている」事ですね！



◆◆もう１つ「びっくり」と「すごい」と思った事。


12人の内、

カワイを選んだピアニストが３人もいた事です！



スタインウエイが王道であり絶対的な存在ではありますが、

その中にあり、新しいイタリアのメーカー「ファツィオリ」と



日本の「カワイ」が本選で堂々と入った事は

日本の楽器メーカーとしても大躍進です！



ピアニストとピアノ（メーカー）との関係は、

微妙なタッチ・音の響き・残響など



細かいコントロールが「自分との相性」になりますから、

外せない「大きな要素」です。



◆楽器メーカー

スタインウエイ479　６人

ファツィオリ　３人

シゲル・カワイ　３人

ヤマハ　0人



◆課題曲

１番　９人

２番　３人

　

反田・小林さんは２人共、

１番であり、スタインウエイを選んでいます。



1970年に第２位になった内田　光子さん以来の

上位入賞者が出るのか？

大きな期待が注がれています