ペダル付きの足台

足台は必要ですか？
とご質問を受けることがあります。

結論から申し上げると、
足台は床に足が届かない小さなお子さんには必要です。

でも、成長すれば使わない物。
ペダル付きのものはいいお値段がするので、
必ずお買い求めください、とは
私もなかなか言い出しにくく、
同じ悩みを抱えていらっしゃる先生方も多いです。


例えば弦楽器のように
小さいサイズを門下や知り合いの中で貸し出すような、
何かそういうシステムがあると良いなー、と
いつも思います。


足がブラブラすると弾きにくいので、
子供たちは子供なりに考えて、
椅子の脚に自分の足を絡ませてみたり、
ペダルの脚に足を伸ばしてつっかえ棒のようにしてみたり。

でもそうすると
腰が曲がってしまったり、
不自然に背中の方に上半身の重心が流れてしまいます。

なので、
私はいつも古雑誌や古新聞を
ちょうど良い高さに束ねて
足台替わりにご用意いただくようお願いしています。
少し手間がかかるのと
見た目がどうかしら？(^◇^;)とも思いますが、
お子さんの成長に合わせて
高さを調整できるのがミソです。

問題は、ペダルです。
手作り足台ではペダルが踏めません。
ピアノの成長具合ではなく
身体の成長具合に合わせて、
本来はもう始めても良いのになあ！という判断を
心に押し隠して
ペダル無しの曲しか課題に出せないことへの
ジレンマがあるのです。

長くなりますので、続きは改めます(*^^*)


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講師:寺井ミカ