♦️イメージする事。音の中から様々な世界を膨らませましょう。

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

音楽って、思想とか、文学とかも絡めて理解する事が、
面白いですよね。


。。。。そう言う事が、分かるようになるには、
小さい子では、無理で、
思春期を迎える、中学生や高校生くらいからかなーーー
。。。と、私は思っていました。


抽象的な理解力って、
少し精神力が成熟してこないと、難しい。。。


でも❗️


そんな事はないのかも❗️



子供でも、想像力を刺激したら、
大人以上に、感性が働くんだって、この頃思うのです。




たとえば、
オペラや交響曲の、子供アレンジの曲を練習する時。



私が、ストーリーの糸口を話すと、
目をキラキラさせて、聞いてくれます。



英雄のような、ヒーローのような、勇敢な気持ちで。。。って言うと、
話した後ピアノを弾いてもらうと、
自然と、芯のある響きで弾こうとしてくれるし。
途端に、鳴る音が変わってくるのです。



また、恋愛のうっとりとした気持ちだよ。。。と言うと、
恋愛願望のある、ときめき女子は、
なんだか嬉しそうだし。。。


一方で、恋愛に興味のない子は、
結婚は自分はしないと思う。。。なんて、セリフを言うし。



こちらが、びっくりするような本音を話してくれます。（笑）




2声のインベンション　( バッハではないけど　)
簡単なものをやっていたら、
もう2人の登場人物の、すごい設定でストーリーを、
作り上げてくれて。
こちらは、目を点にして、生徒の話に、聞き入ってしまいます。



生徒さんと恋バナなんて。。。
しかも、小さな子供に、そんな話をするなんて。。。。
と、思うかもしれませんが。
。。。。芸術だから。


自分の話は置いておいて、
芸術作品の鑑賞として、
人間の気持ちって、こうだよねーーとかを、
話すのって、良い事じゃないかな。。。と思います。



カルメンのハバネラって、曲があるんだけどーー
このカルメンは、本当にいけない女で。。。
どうする❓
次々と恋に奔放な肉食女子に、
純朴な青年。。。。
『　カルメン、俺のところに戻って来い。
。。。そうしなければ、そうしなければ。。。俺は。。。。』



もう、恋に狂った男は、今で言うストーカーのようになってしまい。。。


その男は、カルメンを、どうしてしまうのかーーーー❗️❓
カルメン、やばーーい❗️



小6のお兄ちゃんと、小3の妹ちゃんは、もう大興奮です（笑）



ね❓
生々しいでしょ❓

。。。。それが芸術です。



長年、愛され続ける人間ドラマ。


子供だって、ちゃんと理解できてしまうんですね。



想像力だけで、
昔の人間と、現代の子供が、大人が、同じように、
ドキドキできるのです。
。。。。それが時代を超えて愛される芸術です。



音の世界で、
自由に浮遊出来ます。




コンピューターのように音の正確さだけを、求めるのは、
楽しくないですよね。




石津教室では、
感性を刺激するようなレッスンをしています。



一緒にドキドキする音楽を楽しみましょう。。。。。