♦️ベートーヴェンを奪い合う　　人物像は作られるのか

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

NHK BSプレミアムの番組
玉木宏の音楽サスペンス紀行
引き裂かれたベートーヴェン　その真実

ご覧になりましたか❓

11月5日土曜放送。



とても興味深かったです。


亡くなってからも、その偉大さゆえに、
時代に翻弄される人物像。。。


英雄であるからこそ、神格化され、
事実を改ざんされると言う、イメージの上塗り。。。


また、国家間の思惑も。。。



歴史の解釈も、偉人の人物像も、
簡単に一方向で、信じることは出来ないものだ、と改めて
思った。



それにしても、
シンドラーが書いた書籍で、
『　ベートーヴェン伝　』　があるが、
長年読まなければと思いながら、
まだ読みたくない。。。と、避けていた。。。。

でもこの番組を見て、
やっぱり。
私は、読まないでおこう。。。。と、思った。



『　これが真実なんだ❗️ 』。。。。と、
大声で言う人の事を、
丸々信じてしまうのは、
少し危険な様な気がする。



フィクションであれ、ノンフィクションであれ、
本当の人間の本心っていうのは、
あやふやなもので。




いろいろな伝記や逸話を見聞きしながら、
やっぱり、
最後は彼の残した作品を、あーかな❓こーかな❓
。。。。って考えるのが、
1番彼に寄り添える方法なんじゃないかな。。



あまりにも、一人の人間を神の様に、崇めたてるのも、
不自然だし、
気難しいかと思ったら、冗談好きだったり、
ぶっきらぼうかと思ったら、センチメンタルだったり。




あれほどの曲を書くんだから、
人間味が半端ないのは、当然だし。。。



まあ、ベートーヴェンについては、
キリがないけど。



もし、番組を見逃した方は、アーカイブなどで、
ぜひご覧下さい。

オススメです。