♦️何百年も生きてませんけど❓

ピアノを愛する皆さま、お元気ですか❓

今日、女の子のレッスンでの出来事。

うまく弾けないと、すぐに落ち込んでしまう女の子。

〇〇ちゃん、どうせ才能ないもん。
何回やっても失敗するねん。。。。。と自分を責めています。



そんなん、当たり前やで❗️。。。と私は言いました。



〇〇ちゃんは、才能ないよ。
だって、まだピアノ始めて数年しか経ってないやん。
まだ、そんな事はわかる訳ないねんで。


〇〇ちゃんのママだって、弾けるけど、才能があるって訳じゃないし、
先生だって、もう何十年もピアノやってるけど、
才能あるって思ったことないよ。
みんな誰だって、そうやで。
才能がある、とか無いとか、そんなのは後の話です。


みんな、がんばって続けてるから、
うまくなるんやで。


才能って言うのは、
何にもしないで、生まれ持ってある物じゃない。
みんな努力して、大切に自分で育てていって、
初めて、花開く物やと思うよ。

。。。。と、私は、生徒さんに一生懸命話しました。





生徒さんは、押し黙って聞いてたけど、
不意に言いました。
『　え❓。。。。今の話、もう一回言って。』

。。。。。❓❓
聞いてなかったんかーい❓。。。とずっこけそうになりましたが、
ま、たぶん、ちゃんと聞いてたんでしょう。
良い話だから、もう一度、話して欲しかったんでしょうね。



こんな大切なこと、もう2度と言わないよ、
と、言いつつも、
私はもう一度、丁寧に噛み砕いて話しました。




。。。。ね❓
だから、先生は、何年もピアノやってるけど、
才能がないから、
いまだに練習してるねんで。。。と、私が言うと、生徒さんは。




『　じゃあ先生、何百年もピアノやってるのに❓　』
。。。と言いました。


何百年って❗️❗️
私は、そんなに長く生きてないですよ❗️
鬼でも妖怪でもないんだから❗️❗️。。。。。。

まあ、100歳過ぎても、
ピアノ弾き続けてたら、
納得した演奏ができるんでしょうかねえ。。。（笑）



ともかく、
才能という魅力的な言葉に憧れは、あるけど、
そんなものに劣等感ばかり持つのはやめて、
楽しく、自分なりに向上していけたら、ステキだと
私は思っています。