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♦️働く人のフォルム

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

レンブラント、ゴッホ、モネ、ルノワール。。。

西洋の画家のイメージは、
立ってキャンバスに油絵具で描いている。

その頃、西洋には日本のように細い線を書ける筆は、
たぶん、無かった。


葛飾北斎は、うずくまるように背中を丸めて、
絵を描いていた。

浮世絵のように細かい描写は、油絵では見た事がない。





不思議に思っていた。



日本は、ざっくり言うと、
明治維新まで、机と椅子の暮らしはなかった。

立ったり座ったりが楽な、足の長い椅子はほとんどなく、
低い椅子。

大抵、机はちゃぶ台のような、低い机で、
畳に座っていた。

便利な西洋風の机と椅子の様式は、
知っていても使われてこなかった。



北斎や、広重、歌麿など
浮世絵は、今の現代人には、
しんどい姿勢に見える格好で絵を描いていた。
和紙に顔をくっつける程近づいて、
細かな線に集中している。





漆塗りの職人。。。。
細かな絵付けは、背を丸めて、
顔を近づけて筆を持つ。
僧帽筋から指先まで神経を張り巡らせている。
ぶれることは許されない。





刀鍛冶の職人。
日本刀は、何度も鉄を叩いて、鍛錬する。
筋肉が動く、そのアーチには無駄がなく、美しい。





陶芸家、土をこねる時。

指先に力を込め、
手を使い、
腕を使い、
背中の筋肉を使う。





うどん職人も。
小麦粉を何度も打ち付けて、生地をこねる。


首は下向き。
顔は落としている。


軸の中心ポイントを、見つめて。

力が必要なポイントに向かって、
体重を上から下にかける。





そんな風に、
ピアノの鍵盤を弾いたとしたら。。。。



曲と場合によるけど、
とらえたい芯に心地よく打つ事が出来たらいいな。





でも、おそらく大多数の人には、無様 (ぶざま) に見えるだろうか。
あの人、ちょっと変わってるね。。。って言われるのかな。
やっぱりね。。。。


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